HMR HONDA(エイチエムアールホンダ)のヤナギです。今回はお客様のご依頼でインテグラタイプR(DC2)のオイル漏れの修理とクラッチマスターシリンダーの交換を行いました。この年式の車になってくるとこういった部分に問題が出てきてしまいます。。。20年以上前の車両と考えると仕方がないです。貴重な車なので、大事にメンテナンスしながら乗り続けたいですね。
インテグラタイプR(DC2)エンジンヘッドカバーパッキン交換
エンジンオイル漏れの修理から行います。今回はエンジンヘッドカバーからのオイル漏れとオイルパンからのオイル漏れです。この年式だとここからのオイル漏れはどうしても避けられない部分です。このようにオイルが滲み出ています。。。まずはヘッドカバーの作業から行います。イグニッションコイルなどの上物を外して、ヘッドカバーを取り外せる状態にします。エンジンの中は綺麗な状態でした。オイル管理が悪いとスラッジなどが溜まってしまいます。ヘッドカバーの裏側です。プラグホールパッキンと周りのカバーのパッキンを交換します。プラグホールパッキンはこのように劣化して硬くなっています。では、新品に交換していきます。ゴム製のパッキンは熱で劣化して硬くなってしまいます。定期的に点検を行いたい部分ですね。これでヘッドカバーのオイル漏れ修理は完了です。
インテグラタイプR(DC2)オイルパンパッキン交換
続いてオイルパンパッキンの交換です。ここのパッキンもゴムでできているので劣化して硬くなり、漏れてきます。DC2では定番の症状ですね、、、オイルパンが外れると、オイルストレーナーが見えます。ここからオイルを吸ってエンジン内に循環させています。このように劣化してるのが分かります。ここから漏れてきます。。。古いパッキンを綺麗に剥がし、新しいものと交換します。しっかりと剥がさないとその部分からまた漏れてしまします。これでオイルパンの修理は終了です。
インテグラタイプR(DC2)クラッチマスターシリンダー交換
次に漏れが発生していたクラッチマスターの交換をします。まずはエンジンルーム側のホース類を外します。車内から取り付けのナットを外していきます。クラッチマスターやブレーキマスターは劣化してくると車内のピストンブーツからも漏れてくる場合があります。古いクラッチマスターが外れました。クラッチマスターの劣化が進むと、クラッチが切れなくなることがあり危険です。。。漏れを発見した際は早めに交換を行いたいですね。では新品を取り付けます。古い方と比べると全然違いますね。。。これで、クラッチマスターの修理は完了です。O様、この度は当店をご利用いただきありがとうございました。また何かございましたらお声掛けください♪
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