HMR HONDA(エイチエムアール ホンダ)スタッフのモリヤマです。今回は一般整備でご来店いただいたシビックタイプR(FD2)にてオーバーランが発生するということでスターターモーター交換とメンテナンスとしてプラグ交換を行いました。j‘S RACINGのエアロに、更にホンダツインカムの3Dカーボンウイングを装着したスポーティーなシビックです!今回の作業をしたのはメカニックのムラマツです。
FD2シビックタイプR プラグ交換
まずはプラグ交換を行うためにカウルカバー、ワイパーとエンジンのプラグカバー上部の部品を外していきます。オーナー様のFD2には社外のタワーバーが装着されているため、取り外さなければプラグにアクセスできません。メカニック泣かせです(笑)取り外しプラグはNGKの熱価8番。こちらを…トラストのレーシングプラグ熱価8番に交換します!
新旧比較。碍子部分は焼けていますが、端子部は綺麗な状態でした。プラグ装着後、全てを元に戻して交換は終了です。
FD2シビックタイプR スターターモーター交換
続いてスターターモーターの交換です。FD2ではエンジンルームが文字通りぎっしり詰まっているので、車両をリフトアップして、下から交換となります。そしてここから戦いは始まる。お分かりいただけたでしょうか。メンバーが下にあり、非常にアクセスしづらい場所となっています。戦いが始まる。エンジン直下の為、まだまだ熱い金属部品の中、手探りで背面のボルトにアクセスします。難産な子でしたが、そこはベテランメカムラマツ!秘密道具も飛び出し無事取り外されました。今回オーバーランが発生するとの事だったのでスターターモーターまるごと交換となります。こちらはリビルト品となっております。リビルト品は新品に比べてコストを抑えることができるのでとってもお得です!!来た道を折り返し、スターターモーターを取り付けます。ここでFD2ではやCL7などのK20エンジン搭載車種あるあるを一つ。画面中央の緑のコネクタはノックセンサーです。こちらは常に熱が加わっており、交換の際は接触しただけで破損してしまうことも。ご家庭でやれば数万円の節約となりますが、ワンミスが命取りになることも。無事にスターターモーターの取付が終了。これで始動時に発生する異音も無くなり、スムーズに始動することができます。最後に始動確認し、試運転を経て終了となります。FD2も比較的新しく見えますが、10年選手も珍しくない車種となってきました。チューニングの他にもこういったメンテナンスが長く乗るための秘訣だと思います。W様ご依頼ありがとうございました!
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