HMR(エイチエムアール)のイシケンです。スタッフでお遊びレースを楽しむために仕入れたEK9。これまでのブログでブレーキ周りのメンテナンスをしてきたことを伝えてきましたが、ようやくそのメンテナンスも終わり車検を取得してきました。今回はブレーキキャリパーのOH作業とマスターシリンダーOH作業、車検取得の様子をご紹介します！
前回の記事はこちらです。
シビックタイプR(EK9)のブレーキキャリパーOH
前回ブレーキホースを交換した時に本来は一緒に作業すれば良かったのですが、ブレーキのフカフカがホース破損だけでは直らなかったので追加作業となりました。ブレーキキャリパーのオーバーホールはキャリパーを取り外して、ピストンを取り外し、ゴム類やパッキン類を全て新品に交換します。新品のゴム＆パッキンはこちらです。
まずはキャリパーを取り外して行きます。前後とも片押しなのでこんな感じで取り外せます。
こちらが取り外したキャリパー（フロント）。
古いゴム＆パッキン類を取り外します。
その後キャリパーを綺麗に清掃して新品のゴム＆パッキンを取り付けして完了です。これを4輪やって終了！
シビックタイプR(EK9)のブレーキマスターシリンダーOH
ブレーキキャリパーのOHをやってフルード入れてエア抜きしてみたものの、フカフカは変わらず。。。残すはブレーキマスターしかない。マスターバック本体となると大ごとなので、まずはマスターシリンダーのOHをやってみたいと思います。
マスターシリンダーを取り外し、中のピストンを交換するのがオーバーホールです。これが新品のピストンです。
ただ、今回はオーバーホールはしませんでした。なぜなら、マスターシリンダーをバラしてチェックしたところ、シリンダー内部に傷がついていました。
この傷がついた状態で新しいピストンを入れたところで圧が抜けてしまう可能性があります。そのため、今回はオーバーホールではなく、マスターシリンダーをアッシーで交換することにしました。無事フカフカも解消されました(^ ^)
シビックタイプR(EK9)ようやく車検取得
思い返せば、車検場でブレーキテストした際にブレーキホースが破裂したのが全ての始まり。。一つ一つ原因を潰して行き、レース用に使うので考えられる要因の箇所は悪くなくても新品にしておこうということでブレーキ周りの部品を交換して行きました。あとはレース用のブレーキローターとパッドがアクレさんから届いたら完了ですが、車検は取得できるようになったので行ってきました。
HMRは指定工場ではないので、陸運局に持ち込みして車検を取得します。車検レーンに並んで順番を待ちます。
順番が来て、今度こそブレーキホースが破裂することもなく無事に通って〜（笑）
光軸検査なども無事にクリアして車検合格しました♪
ナンバー装着♪ 
これであとはブレーキパッドとローター交換して、各部調整して10月4日のHMR走行会を待つのみになりました。サーキット走らせたらまた色々と問題が出てくるんだろうな〜。そんなのもホンダ車をメインに取り扱うHMR HONDAとしては楽しみですね。
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