HMR HONDA（エイチエムアールホンダ）のイシケンです。6月1日に富士スピードウェイで長らく当社のデモカーとして活躍してきたS2000 1号機のラストアタックをしてきました。このマシンは富士スピードウェイで2分切りを目標に、エンジンはノーマルでノンOH、足回りと駆動系、エアロのみ、タイヤは中古というパッケージを軸にして活動してきました。これまでのベストは2:00.35(2021.11.4)です。この時は最終コーナーをもっとうまく立ち上がっていれば2分切っていました。。。で、真冬なら余裕で2分切れるなという感じでいましたが、お店が忙しくて全くアタックできずに3月を迎え、走ったらブレーキのピストンが戻ってしまってまともに走れませんでした。
それらの対策に前後のハブベアリングを交換して今回臨みました。
この日はかなり気温が高くてもう夏日な感じでした。とてもタイムが出そうな気温ではないですが、これを最後にこのS2000は街乗り仕様にして、幌も装着して快適に楽しむ予定です。なので、これが泣いても笑ってもこれがラストアタックになりました。
S2000(AP1)デモカー1本目アタック
さて、そんな気温が高い中スタートしましたが、やはり全くタイムが出ませんでした。中古タイヤなのでしっかりと暖めるのと汚れを落とすのに気を使いながら走りましたが、タイムは2:03.358。
気温が高すぎてパワーが出ていないことを体感できるレベルでした。100Rなんかはアクセルオフしなくても少しだけ戻したらそのまま行けてしまうフィーリングでした(1本目ではそこまで行きませんでした)
S2000(AP1)デモカー2本目アタック
1本目でタイムは狙えないことが分かったので、2本目はスーパー耐久レースの練習に頭を切り替え、ちょうど富士24時間レース向けにテストにきているスーパー耐久マシンが多くいたので、この中で安定してラップを刻むということに専念しました。
気温は相変わらず高くて思うようなタイムが出ない中、ベストラップは2:01.745というそこそこいいタイムが出ました。ラップでも2秒台をコンスタントに刻めていたので個人的には良かったかなと思います。それと、この走行中に走行距離10万kmを達成しました。6万kmくらいでプライベートで購入してから、独立後はHMRのデモカーとしてサーキットを走り回り、クラッシュや大きなトラブルもなくここまで走って来れて良かったです。
今後は幌を装着して、4度半ついている前後キャンバーは2度半くらいまで戻して、街乗りに適した足回りセットにしてドレスアップ車両として楽しみたいと思います。これまでS2000お疲れ様でした～。タイムアタックはAP2の2号機で頑張ります！
今回の様子はyoutubeでも配信していますので合わせてどうぞ。
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