HMR HONDA（エイチエムアールホンダ）のイシケンです。シビックタイプR(FD2)の納車前点検を行いました。無限フロントリップスポイラーが入ったスーパープラチナメタリックカラーのシビックです。このカラーリングは純正オプションなんですね～。ただ、少し色あせがしやすいカラーではあります。さて、それでは納車前点検整備をご紹介します。
シビックタイプR(FD2)納車前点検整備
まずはエンジンルームからチェックしていきます。
こちらはラジエターホースのチェックです。劣化すると水漏れの原因になりますのでしっかりとチェックします。
続いてインテークホースの亀裂チェックです。蛇腹部分に亀裂が入るとエアーを吸ってしまってフィルターを通さないゴミなどが混じったエアがエンジンへと送られてしまいます。
ベルトの劣化やプーリーのガタなどもなく状態は良好でした。
続いてブレーキマスターとクラッチマスターシリンダーの点検です。劣化するとフルード漏れを発生することがありますが、どちらも問題ありませんでした。
バッテリーチェッカーで状態チェックです。要交換という感じでしたので、あとで新品に交換することにします。
プラグの状態ですが、画像はボケてしまっていますが状態は特に問題ありませんでした。
エアフィルターの汚れはまだ少なくこのままでも大丈夫です。定期的にチェックしてフィルターの目詰まりが目立つ際は交換するとエンジンにいいです。
エンジン周りの点検が終わったのでリフトアップして下回りの点検に入ります。
各ブッシュ類の劣化や破れ、オイル漏れなどがないかチェックしていきます。
一通りチェックしましたが状態は良好でした。唯一フロントのロアアームブッシュにヒビが入ってきているかなという程度でした。ここもまだすぐに交換が必要なレベルではありませんでしたので、交換おすすめでご提案させていただきました。
続いて、タイヤを外して溝のチェックです。タイヤの残量はまだたっぷりと残っていました。
ブレーキパッドもほぼ新品近く残っていました。まだまだこのまま使えます。
ブレーキキャリパーの状態も特に問題ありませんでした。シールの状態やピストンの固着などもありませんでした。
ハブベアリングやボールジョイントのガタもなかったです。
以上で納車前の点検は終了です。
シビックタイプR(FD2)油脂類交換と消耗部品の交換
それでは油脂類の交換に入ります。まずはエンジンオイルを抜きます。
エンジンオイルはだいたい黒いオイルが出てきますが、新品で入れてすぐに抜いても黒くなるくらいなので、特に色は問題ありません。続いてミッションオイルを抜きます。こちらは透明なオイルが出てくることが多いですね。
ミッションオイルはホンダ純正のMTF3を入れます。
リフトからおろしたらエンジンオイルを入れます。エンジンオイルはワコーズのプロステージSです。
最後にブレーキフルードの交換をして油脂類の交換は終了です。
点検時に要交換となっていたバッテリーを交換して全ての作業が完了しました。K様、この度はご契約ありがとうございました。FD2の走りをぜひ楽しんでください。
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