HMR HONDA(エイチエムアールホンダ)のヤナギです。今回はインテグラタイプR(DC2)のラジエーターを交換しました。お客様が今後サーキット走行を考えているとのことなのでKOYORADのアルミ2層ラジエーターに交換します。この年式になってくると水廻りにガタがきて冷却水漏れが起こりやすいです。DC2やEK9に乗っている方は要チェックです。作業はメカニックのムラマツです。
インテグラタイプR(DC2)KOYORADラジエーターを交換
では作業を開始します。エアクリーナ、クーラントのリザーブタンクをまずは取り外します。アッパーのカシメからこのように漏れています。ここから冷却水が漏れてエンジンやエキマニにかかり煙がもくもく上がります。それと同時に甘い匂いが香ってきます。。。ラジエーターの取り外す前に冷却水を抜きます。冷却水を抜き終えたら早速取り外しにかかります。ラジエーターホースを取り外します。劣化して硬くなっているのでいろいろな角度に動かし取り外します。コンデンサーファンも先に取り外します。細かな部品を外し終えたら本体を取り外します。交換する前のサーモスタットです。サーモスタットはローテンプサーモスタットにしてしまうとオーバークール状態になってしまうので、今回は純正を使用することにしました。こちらが今回使用するKOYORADのアルミ2層ラジエーターとJ’sレーシングのラジエーターホースです。J’sレーシングのホースはシリコン製で純正より耐久性に優れています。KOYORADのラジエーターです。純正より重量がありますがその分冷えてくれます。ボンネットを開けた時にピカピカなアッパータンクが見えるとかなりカッコいいです♪。純正ラジエーターと比較です。純正がかなりお疲れなのが分かりますね。。。厚みの違いはこんな感じです。かなりKOYORADの方が分厚いですね。取付の際にラジエーターが分厚くなったので、ラジエーターファンがエキマニの遮熱板に接触してしまいます。写真だとわかりにくいのですが、遮熱版に当たらないように削って加工をしました。物によると思いますが社外のエキマニなどを入れるとさらに当たってしまう可能性がありますね。。。J’sレーシングのラジエーターホースが赤なので、エンジンルームが色鮮やかになります♪最後に冷却水を入れてエア抜きを行います。エア抜きを行わないとエンジンオーバーヒートの原因に繋がります。30分ほどエンジンをかけてエアを抜いて作業は終了です。S様、この度はご依頼していただきありがとうございました。また何かございましたらお声掛け下さい♪
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