HMR HONDA（エイチエムアールホンダ）スタッフのモリヤマです。今回は高回転で異音、振動が出てしまうS2000(AP1)のプロペラシャフト交換をさせていただきました。合わせてフロントのスタビライザーをAP1用に交換のご依頼もいただきました！作業はメカニックのムラマツです。
S2000(AP1)フロントスタビライザー交換
まずはフロントスタビライザーの交換をします。
こちらは以前高速道路で落下物を踏んでしまい、下回りにダメージを受けていました。今回は前回の修理の続きとなります。
スタビライザーを取りはずすため、スタビリンクを取り外します。
スタビライザーを取り外して比べてみると、明らかに曲がっていますね。今回はオーナー様のご希望でAP1-120系からAP1-100系のスタビライザーに交換します。
こちらがもともと付いていた、120系用のスタビライザーです。
そしてこちらが今回交換する100系用のスタビライザーです。前、中、後期と大きく分けられるAP1の中では最も太い径のスタビライザーが100系には装着されており、これが前期型のピーキーな足回りの要因の一つとなります。中期（120系）からはバネレートの低くするために細い径のスタビライザーを装着し、挙動は比較的マイルドになっています。
スタビライザーの太さが変わるので、当然スタビブッシュもリフレッシュも兼ねて100系のものに交換します♪
ブッシュ側面をよく見ると対応するスタビライザーの径が記載されています。
スタビブッシュさえ変えればあとはポン付けできます♪このように純正部品でも足回りの性格を変えられるのもS2000の魅力の一つですね！
S2000(AP1)SPOONプロペラシャフトへ交換
続いてプロペラシャフトの交換です。こちらも落下物を踏んでしまった時のダメージがある箇所です。
リア側が大きくへこんでいます。プロペラシャフトはエンジンからの回転を後輪へ伝達する部品で、走行時は高速回転しています。ちょっとしたへこみや曲がりで走行時に異音や振動などが発生してしまう為、注意が必要です。今回、街乗りでは特に問題なかったのですが、高速走行時に振動が出るとの事でしたので交換させて頂く事になりました。
取り外してみるとなかなかの重さです。
今回はSPOONのプロペラシャフトに交換します♪こちらの商品はジョイント部を鏡面加工することによりスムーズな回転を実現したプロペラシャフトです！
車体に取り付け、規定トルクでしっかり締め付けを行います。最後に走行テストをして作業は終了です。S様ご依頼ありがとうございました！
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