HMR HONDA(エイチエムアールホンダ)スタッフのモリヤマです。今回はアコードユーロR(CL7)の納車前整備をさせて頂きました。ヘッドカバーとスプールバルブからオイルが滲んできているので、ヘッドカバーパッキンとスプールバルブパッキンの交換しました。CL7やDC5などのK型エンジン搭載車も年数が経ち、メンテナンス時期を迎える部品も増えましたね。作業はアコード大好き、メカニックのムラマツです。
アコードユーロR(CL7)ヘッドカバー&スプールバルブ取り外し
まずはヘッドカバーを外すため、周辺の部品を外していきます。イグニッションコイルのコネクタを外します。ここがDC2やEK9のB型エンジンとの大きな変更点ですね。点火方式がディストリビューター式からダイレクトイグニッション式に変更されています。イグニッションコイルが各気筒に取り付けられていますね。ヘッドカバーの固定ナットも取り外し、これで外す準備が整いました!ヘッドカバーはアルミ製なのでとても軽いです♪ヘッドカバーが外れて、普段は見れないエンジンの中身が見えてきました。続いてスプールバルブを外します。見えづらいですが、画面中央の左側に見えているのがスプールバルブです。バルクヘッド側にあるので単体での作業は非常に厳しいですね。配線など取り外すのに邪魔なものは外していきます。画像で見て分かる通り、作業スペースが非常に狭いので作業は困難を極めます。無事にスプールバルブが外れました。B型エンジンなら横についてるので楽なのですが(泣)古いパッキンはエンジン側に張り付いてました。忘れずに外しましょう!
ヘッドカバーパッキン&スプールバルブパッキン交換
スプールバルブのパッキンを替えます。再び狭い場所での作業です・・・スプールバルブをエンジンに取り付けます。続いてヘッドカバーのガスケットを交換します。まずは古いパッキンを外します。ヘッドカバーパッキンと一緒にプラグホールパッキンも交換します新しいパッキンを取り付けて、ヘッドカバーの準備は完了です。取り付け面を綺麗にクリーニングします。ここを綺麗にしないと、また漏れてきてしまいます。クリーニングが終わったら、ヘッドカバーを取り付けます。あとは外していたコネクターやカバーを取り付けて作業は終了です。これで安心してドライブできますね!オイル滲みやオイル漏れは放置すると重大な故障につながることもあるので、気になるオーナー様は一度点検をしてみてはいかがでしょうか。
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