HMR HONDA(エイチエムアール ホンダ)のイシケンです。珍しい4枚ドアタイプRのDB8の作業をさせていただきました。いくつか作業依頼をいただいたので、複数回に分けてご紹介します。今回はブレーキキャリパーのオーバーホールです。作業はメカニックのワタナベです。
インテグラタイプR(DB8) ブレーキキャリパーOH作業
DB8もう20年以上も前のクルマになるので、ブレーキキャリパーも錆がたまっていきます。錆が多くなるとピストンが固着して動きが悪くなり、最悪ブレーキが引きずることになります。なので早め早めにオーバーホールするのがおすすめです。さて、そんなDB8ですが、まずはフロントから作業を行いました。キャリパーを外して中のピストンを抜きます。シール類も交換するので取り外します。こちらが何も装着されていない素のキャリパー内部です。そこまでサビはなくとても優秀な状態ですね。定期的にブレーキフルードを交換していると錆は少ないんです。それでも少なからず錆は発生しているので、綺麗に落として行きます。こんな感じでピカピカになりました。この作業で手を抜くとスムーズにピストンが動かなくなるので、オーバーホールする意味がありません。こちらは取り外したピストンやシール類と新品の比較です。新品と比較してもそこまで劣化していないのがわかると思います。キャリパーのこちらのボルトも綺麗に洗浄&錆び落としをし、グリスアップして取り付けます。最後に全てを組み付けてオーバーホールは終了です。フロント左右ともオーバーホール終わりました。組み付けると作業したかどうかは全くわからないですね。
インテグラタイプR(DB8) リアのブレーキキャリパーOH作業
続いてリアキャリパーのオーバーホールを行います。フロント同様にピストンやシール類を抜いていきます。 リアキャリパー結構錆びていました。これも綺麗に洗浄&錆落としをしていきます。 取り外したピストンやシールですが、リア左右とも比較的錆が多めでしたね。 左右ともキャリパーを綺麗にして新品ピストンとシールで組み付けました。 最後にブレーキフルードを入れてエア抜きをして終了です。 以上でブレーキキャリパーのOH作業は完了です。次のブログではエンジンミッションマウントの交換作業を行います。
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