HMR HONDA(エイチエムアールホンダ)のムラシタです。今回はインテグラタイプR(DC2)の納車点検整備です。こちらはSPOONのマフラーとKTSの車高調が入った98SPECのお車です。作業は、メカニックのモリヤマが行いました。
インテグラタイプR(DC2)納車前整備
まずはエンジンルームの点検からしていきます。エアクリーナーは少し汚れていますが問題なしですね。汚れの溜まったエアクリーナーは吸入空気の妨げになるため燃費の悪化やエンジンの不調につながることもあります。交換時期、もしくは汚れが酷い場合は交換することをおススメします。
スパークプラグも点検します。こちらも電極の異常な摩耗などもなく正常ですね。その他にも、補機ベルトやラジエター、クラッチマスター、ブレーキマスター等のチェックをしてエンジンルームの点検は終了です。
続いて下のオイルパンからエンジンオイルを抜きますが、こちらの車両はオイルパンよりオイル漏れが確認できたので、後ほどオイルパンパッキンの交換をするので今はエンジンオイルは抜かず、トランスミッションオイルの交換をします。こちらは汚れはあまり出ていないですが、少し焼けて劣化していますね。エンジンオイルに比べて少ない量で仕事をしなければならないオイルなので定期的に交換したいですね。続いて冷却水も交換します。新しいトランスミッションオイルを入れます。オイルはHONDA純正MTF-Ⅲを使用します。次に下回りの点検です。ここの点検はオーナー様ではなかなかできない所なのでしっかり点検していきます!各部のブーツ類に切れなどがないかも確認していきます。 ブレーキの点検をします。ここではブレーキパッドの残量の他、ピストンブーツの劣化やキャリパーピストン、スライドピンの動きをチェックします。
下回りの点検が終わったら、車両を下げて新しい冷却水を入れたらブレーキフルードの交換も行います。
インテグラタイプR(DC2)オイルパンパッキン交換
下廻りの点検時に、漏れが確認出来ていたのでオイルパンのパッキン交換をしていきます。オイルで濡れてしまっています。
まずは、オイルパンを外すのに邪魔なエキゾーストマニホールドを外します。エキゾーストマニホールドが外れたら、オイルパンを止めてるボルトナットを外してオイルパンを剝がします。
続いて外したオイルパンのパッキンを外して、新しいものと入れ替えます。エンジン側との、接合部にガスケットを塗り戻します。後は、外したのと逆の手順でエキゾーストマニホールド等戻してオイルパンパッキンの交換は終了です。リフトアップしてるのでオイルエレメントもこのタイミングで交換します。最後に、エンジオイルを入れて漏れチェックをして終了です。
インテグラタイプR(DC2)ロアアームブーツ交換
続いてこちらも、下廻りの点検時にロアアームのブーツに切れがあったのでブーツを新しく交換しておきます。まずは、ロアアームのロックピンとナットを外してプーラーをかけロアアームをナックルから分離させます。ロアアームとナックルを分離させたら古いブーツを取り除きます。後は、新しいブーツを取り付け、外しの逆の手順で元に戻します。
最後にタイヤ(スペアタイヤ含め)の残り溝や空気圧をチェックしてタイヤを取り付け、ウインドウオッシャーのキャップが割れていたので新しく交換して整備完了です。
S様ご成約ありがとうございました。インテグラの走りをお楽しみください。
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