ホンダシビックタイプR(EK9)の納車前点検
HMR(エイチエムアール)メカニックのティーです。本日はEK9の納車前点検を行いました。HMRでは納車前点検で油脂類の交換を必須で行なっています。中古で購入する際にリフレッシュしておくと、次の交換タイミングがはっきりとわかるので安心ですよね。
EK9で交換した油脂類はこんな感じです。
●エンジンオイル(メテオオイル RC-α 7.5W-40)
●オイルフィルター(ワコーズ)
●ミッションオイル(SEEKER ハイパーギア75W-90)
●ブレーキフルード(MOTUL DOT5.1)
●クーラント(純正)
●パワステフルード(純正)
HMRでは納車前の油脂類交換で性能の良いオイルを使うようにしています。スポーツカー専門店としては当たり前だと思っています。
ホンダシビックタイプR(EK9)のオイル、クーラントなどの油脂類交換
エンジンオイルはメテオオイルを使用しています。オイルフィルターも合わせて交換しました。
ミッションオイルはホンダチューンで有名なSEEKERさんのオリジナルギアオイルです。繊細なホンダのミッションにはピッタリの高性能オイルです。
クーラントも交換してエア抜きして終了です。
ホンダシビックタイプR(EK9)の点検結果
このEK9はH12年式の車で、すでに新車登録から17年が経過しています。どのEK9もそうですが、年式相応の痛みは出てきていますね。特にEK9やDC2などの年代の車はサビもそれなりに進行しています。ただ、この車を点検したところ、リアのブレーキ周りのリフレッシュ以外は必須で交換しないといけないところはなかったです。ブッシュ類やブーツ類の劣化はしてきていますが、破れているところはなかったです。これ、結構珍しいです。
ホンダシビックタイプR(EK9)のキャリパーオーバーホール
リアブレーキキャリパーが引きずっていたので、オーバーホールしてブレーキパッドの交換とブレーキフルード交換を行います。まずキャリパーをローターから取り外します。
取り外したらキャリパーのピストンを取り外します。キャリパーのOH(オーバーホール)はゴム類を全て取り替える感じです。ゴムが劣化するとキャリパーのピストン運動に支障が出て、均等に押せていなかったりということが発生します。もろもろ取り外したら清掃して新しいゴムパッキンを入れていきます。ピストンのゴムがなかなか手強いんですよねー。ブレーキパッドはアクレのスーパーファイターを入れます。リーズナブルで街乗り用ブレーキパッドとしてはとてもおすすめです。最後にブレーキフルードを交換して終了しました!ここの画像を撮り忘れました(汗)
以上、メカニックのティーでした。
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