HMR(エイチエムアール)のイシケンです。筑波サーキット1分2秒台を目指して作っているデモカーS2000(AP2)ですが、先日RG-Oさんのアンダーパネルやトランクスポイラーなどなどの装着をして、鈴鹿サーキットでRG-Oの皆さんに協力してもらってテストをしてきました。前回の筑波テストで出ていたアンダーステアをいかに解消するかが今回のテストの目的です。
RG-Oの皆さんと鈴鹿サーキットテスト
10月14日の秋晴れの中鈴鹿サーキットでテストしてきました。ライセンスのスポーツ走行枠でのテストだったのですが、この日は走行台数がかなり多くハイクラスの枠は全て埋まっており、ビギナー枠でテストすることになりました。タイムうんぬんではないので全く問題ありませんが、なかなかな勢いで後ろを見ていないので危なかったです(笑)
さて、この日は全部で4本の走行枠がありました。最初の1本目はまず状態チェックから入りました。アンダーパネルを装着したことでどのくらいアンダーステアが消えているのかという感じで走行を開始しましたが、まだまだアンダーでした。ただ、2本目に向けてはまだ調整せずに鈴鹿サーキットにもう少し慣れるために走り込む方にウェイトを置いて走りました。2本目の走行が終了後にRG-Oの大住さんにライン取りとマシンセットをチェックしてもらって、細かくアドバイスをいただきました。そして、マシンのセットについてはやはり車載映像を見てもアンダー傾向なので、その点の改善策としてフロントバネのプリロードチェックを行いました。プリロードは0タッチという感じで組んではいたものの、アッパーアームの締め付け方によってプリロードがかかってしまうとのことで、プリロードがかからないアームの締め方を教えていただき調整しました。 3本目の走行ではその調整がバシッと決まり悩まされていたアンダーステアが見事に消えました。何か装着したわけではなく、減衰力を調整したわけでもなく、アームの締め方一つでここまで変化するとは、さすがセッティングのプロですね! この3本目走行ではフロントのタワーバーを外すテストもやってみました。タワーバー一つでかなりマシンバランスが変わるのですが、外すとターンインでのアンダーはより消えていいのですが、高速コーナーでのリアのスタビリティが少し悪くなるのえ鈴鹿では装着した方が良い感じでした。4本目の走行はドライバー側のセットアップ!ということで、大住さんに前を走ってもらって30分間ライン取りやブレーキングポイントなどなど学ばせてもらいました。マシン性能が似通っていることもあり、2台とも前回でほぼ同じタイムを刻み続けていたので、途中からS2000ワンメイクレースかって感じでバトルしていました。 このおかげで鈴鹿サーキットのライン取りを勉強出来て、ドライバー側のセットアップもいい感じに仕上がりました。RG-Oの常連さんも交じって3台で走行は圧巻ですね!!
この日のテストの様子の動画は下記よりご覧ください。
次は筑波サーキットでテストです。今回の鈴鹿テストで解消したアンダーステアが筑波でどうなのか、そしてフロントタワーバーは筑波では必要なのかどうかなどチェックしてきたいと思います。
では、またブログでテストの様子は報告します~。