HMR HONDA(エイチエムアールホンダ)の栗原です。10月から新店舗になってHMRにとっては記憶に残る1年になったのではないかと思います。12月にHMRでは恒例行事として三重県・鈴鹿サーキットで開催されている「REV SPEED 鈴鹿サーキットランミーティング」に社員がクルマを持ち寄って参加します。2021年も5台参加しました!その中でもチーフメカニックのムラマツは、業務終了後にピットで愛車のシビックタイプR(FD2)のドライブシャフト交換など整備に余念がありません。
東京から400km!鈴鹿サーキットに到着
今回のイベントの開催日は12月20日(月)だったので、前日の夕方から一斉に出発し、夜に鈴鹿市内のホテルで一泊してまだ日の出前の早朝にサーキット入りとなりました。またこのブログを書いている僕は、S2000のデモカー1号車を積んだ積載車で移動でした。指定されたピットにクルマを入れて、途中ドライバーズミーティングを挟んで各自準備に取り掛かります。自走で鈴鹿までやってきた人達はクルマのチェックをしつつ ゼッケンを貼り付けたり、タイム計測で必要不可欠のトランスポンダーを主催者から借りて装着。
セッティングを決めて、走行時間まで準備運動したり、朝ごはん食べたり、思い思いに過ごしていきます。
寒すぎな12月の鈴鹿サーキット。前半セクションがキモ
とつい言葉が出てしまうほど冷え込みが激しい鈴鹿サーキット。出発前日にはこんな状況で「大丈夫です??」とイシケンに聞いたところ「去年もこんな感じだったよ!(笑)」と言われました。
今朝のレーシングコースの様子をどうぞ。
「雪が積もって、路面が見えない」というのは、数年に1回のレベルです。
※周辺道路の状況は、場所・地域によります←ここ重要本日のゆうえんち「モートピア」営業中です。
一部機種が運休していますが、コンディションが回復次第、順次営業開始します。 pic.twitter.com/Ai0huZr44t
— 鈴鹿サーキット (@suzuka_event) December 18, 2021
実際大丈夫だったのですが、それでも大分寒い中での走行。タイヤの温まり具合は決して良いとはいえないです。そこらへんどうなんでしょう?と再びイシケンに聞いてみますと
「(スリックタイヤ履いてる)フォーミュラ乗ってるとラジアルタイヤの冷え具合ならいきなり全開アタックできるよ!」と。そのまま続けてコース攻略ポイントを聞くと、これは他の人も口を揃えて
・1コーナー〜ダンロップコーナーのテクニカルセクションをリズムよく走れるか
・特にS字セクションの1つ目の進入を誤ると全てが台無しになってしまう
とのことで、前半セクションに合わせたセッティングをしているみたいです。
とのこと。
今回の目標をそれぞれ聞いてみると
イシケン(AP1):2分26秒台(去年が2分29秒。そこから色々改良をし、富士でタイムアップできたので)
ムラマツ(FD2):2分33秒前半〜32秒台(去年からクラッチを変更をして、シフトの入りが良くなったからタイムアップができるはず)
ワタナベ(DC2):2分30秒台には入れたい!(去年はバルブ曲がりといったエンジンが本調子じゃなかったのでリベンジ)
サコウ(CL7):2分50秒台を切りたい。(去年からリミッターカットをしたのでストレートでの伸びに期待!)
ムラシタ(A80):3分を切りたい!(去年はフィットで3分台だったので。)
まずは様子見の1本目、そろそろ全開の2本目、締めの3本目
最初の1周目は先導車付きでぐるりと回ってもう一度ピットロードを通過し、スタートなります。このイベントは参加台数が多いのでドライバーのサーキットに対しての熟練度でグループ分けして走行します。イシケン&ムラマツはBグループ、ワタナベはCグループ、サコウ&ムラシタはDグループ枠での走行となりました。 Bグループのムラマツですが、一度ピットに戻ってくると・・・ブレーキパッドから煙が・・・
イシケン:2分32秒614
ムラマツ:2分32秒785
ワタナベ:2分37秒025
サコウ :2分52秒727
ムラシタ:3分22秒815
イシケンは、事前に調べ上げた鈴鹿サーキット向けの足廻りセッティングが考えていたよりも全く柔すぎて走れなかったと残念そう。2本目からはダンパーの減衰をより硬くしてアタックするとのこと。一緒に走っていたムラマツは、早くも1本目で目標に掲げていた32秒台にあっさりと。次は31秒台へ!Cグループで走ってたワタナベは、過去何度も鈴鹿サーキットを走ってるとはいえ、1年ぶり。まずは身体と目を慣らすことに集中してマイペースに。2本目からは30秒前半を目指してアタックしていくとのことでした。Dグループのサコウ、ムラシタは、スタート早々に前走車がスピンするアクシデントを無事回避し、無難に1本目を走行。サコウは「タイヤがちょっとヨレるけど目標の50秒台切りができそう」と手応えを感じていました。
イシケン:2分31秒676
ムラマツ:2分34秒484
ワタナベ:2分38秒519
サコウ :2分56秒892
ムラシタ:3分17秒333
ムラマツは、予想外に1本目で目標タイムが出て意気揚々といったもののちょっと疲れが出てきたのと、著しいブレーキパッドの消耗でペースを上げられずに更新ならず。ワタナベも思った以上にタイヤの消耗、あと周囲のクルマとの距離感もありタイム更新できず。サコウもタイヤの消耗が進みペースが上げられずに更新できず。ムラシタは、マイペースながらアクセルコントロールでうまくクルマを曲げていき徐々にタイムアップ。
ムラマツ:2分34秒279
ワタナベ:2分36秒778
サコウ :2分51秒904
ムラシタ:3分19秒432
ここでイシケンのS2000デモカー1号車はエキマニ割れの為に出走できず。聞いてみると2本目で既に割れてしまったとのこと。S2000のエキマニ割れは、ポピュラーなトラブルでサーキット走行じゃなくても、街乗りといった普段遣いでも起こることがあるみたいです。今回は2本目でコーナー縁石に乗り上げるぐらいに攻めた際に取り付けのステーが振動で割れてしまったんだろうとのことでした。ムラマツは3本目の出走前にブレーキパッドを新品に交換したものの、それまで装着していたコントロール性重視したパッドではなく、初期制動を強めたタイプ。ブレーキコントロールが難しく、惜しくもタイム更新とはならず。ワタナベは、途中コーナーで燃料の偏りが原因のガス欠症状に悩まされましたが1秒近いタイム更新で締めました。サコウもタイムを更新したものの、目標の50秒切りは惜しくもできず。。。 最後にちょっとマシントラブルはありましたが、2021年HMRの社員旅行は以上となりました。まだ新型コロナウィルスが予断を許さない状況となっていますが、また来年も皆で行けるように、そしてこのブログを書いている自分も走れたらと思ったりしています。
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