HMR HONDA(エイチエムアールホンダ)のイシケンです。毎年恒例の社員旅行でREVSPEED主催の鈴鹿サーキット走行会へ参加してきました。今年はコロナが流行しているのでどうするか悩んだのですが、みんな集まっての食事をしないようにして、サーキット以外には特に外出することはしないようにして、感染対策をして行くことにしました。今年はコロナがなければ社員旅行でドイツニュルブルクリンクに行こうとしていたのですが、そこはまた来年以降にお預けです。
鈴鹿サーキット初めての社員もビビりながら楽しむ
毎年社員数が増えていくのでそこそこの台数になった今年の社員旅行走行会。参加した車両は、デモカーのBRZ、チーフメカニックムラマツのFD2、メカニック兼営業ワタナベのDC2、メカニックムラシタが遊び車のCL7、営業見習いのヤナギダは25万km走行のS2000で参加し、今回は走らないけどトランポでメカニックのモリヤマが代車のフィット、撮影部隊として普段車の清掃や仕上げを担当しているサキちゃんは86で参加しました。それぞれ1台に乗って密にならずに現地集合現地解散の社員旅行です。
走行当日は朝7時にはサーキット入りしました。参加される方々はとても早くて、7時前にサーキットに到着してもピットはほぼ空いていない状態でした。なんとか一か所見つけて確保でき、荷物下して走行準備です。出発前の日にそれぞれの車の油脂類交換や各部メンテナンスは済ませているので、荷物をおろすしてトルクチェックと空気圧チェックくらいで走行準備はOKという感じです。8時からドラミがあって9時半から走行開始でした。20分が3本の合計1時間の走行枠があり、午前中から午後にかけてゆっくりと走る感じです。デモカーのBRZは完全に富士仕様のまま持ち込んでいるので、鈴鹿だとリアがスライドするだろうなぁって感じですが、鈴鹿がメインのサーキットではないのでタイムはそこまで気にせずに楽しむことにしました。 昨年同じく社員旅行で来たときはまだそこまでセットが出ていない状態で2分32秒台でした。あれからかなり速くなったので27秒くらいはでるかなと思って乗り込みましたが。。。 ブレーキが全然効かなくてビックリ!!フィーリングとしてはパッドとローターを新品に交換した時のように踏んでもスーッと車が進んで止まらない感じです。エアが噛んでいるとかではなく単純に止まらない。それ以上踏み込むとABSが入るのでタイヤがロックしている感じです。 特に酷いのがストレート後のブレーキング時です。それが短いストレートでもそうなのですが、踏んだ瞬間は全く止まらず、徐々に効いてくるという感じです。ブレーキがストレートで冷える?? 富士で問題なかったのに鈴鹿でそんなことはまずないはずです。原因がよくわからずに1ヒート目は終了しました。 他のスタッフは1年ぶりの鈴鹿であったり、初めての鈴鹿ということで1本目はみんなビビりながらの走行でした。鈴鹿サーキットは普段から走りこんでいないと本当に怖いサーキットです。スピード域が高いのにエスケープゾーンは狭いので、何かあったら壁にドンな感じです。 2本目に向けてはみんなあ~だこ~だと試行錯誤しながら楽しんでいました。チーフメカニックのムラマツ号FD2は、リアのキャンバーを起こしたらフェンダーに当たるというので、急遽リアキャンバー調整をしていました。そして、BRZはとりあえずパッドを外して状態チェックです。ブレーキ回りには特に何も異常はない状態でした。一応パッドの面を削って2本目を走りましたが、そこまでフィーリングは変わらずでした。止まらないのでかなり手前からブレーキを踏まないといけないし、フロント荷重をかけたいところで効いてくれないのでかけれないというとても運転し辛い状況でした。2本目を走りながら頭の中で原因を探って、ブレーキが効かないけどフロントタイヤがロックするということは、フロントタイヤのキャパオーバーということかなと。そこで3本目までの間に時間があったのでリアの車高を1ターン落とすことにしました。これでブレーキング時のフロントタイヤの仕事量が減るので改善されるのではと3本目を走り、多少は良くなって走れるようになったかなという感じでした。こんな感じで不完全燃焼な鈴鹿走行会でしたが、社員みんな事故なく無事に走り終えて楽しみました♪ 記念の撮影もバッチリです! なぜBRZがいないと思った方もいるでしょう。なんとインキーしてしまいました。。。一人可哀そうにしていたので、サキちゃんが86と並べて撮影してくれました。JAFを呼んで開けてもらいましたが、最後の最後にやらかして現地を出発したのは夜21時。。。そこから東京まで帰って夜中に到着し、翌日は朝から仕事でした。大変でしたが今年もとても楽しい社員旅行でした♪ 来年はニュルブルクリンクに行きたいですね~。
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