HMR HONDA(エイチエムアール ホンダ)のヤナギダです。今回C-WESTのバンパーを装着してレーシーな見た目のインテグラ タイプR(DC5)の納車前整備を行いました。なかなか威圧感のあるエアロでとてもカッコいいですね♪
インテグラタイプR(DC5)納車前点検
エンジンルームの点検をしていきます。こちらはスパークプラグの点検です。端子の焼け具合、摩耗具合は問題ありませんでした。スパークプラグの交換時期が近づいてくるとエンジンの始動性が悪くなり、エンジン自体の調子も悪くなってしまいます。定期的にチェックしておきたい部分ですね。続いてはバッテリーの点検です。端子の緩みはなくバッテリーの固定もしっかりされていたので問題ありませんでした。端子の緩みがあったり、バッテリーの固定がしっかりされていないとショートしてしまう可能性がありとても危険です。定期的にチェックをしたいですね。エアクリーナーボックスとインテークホース周りの点検です。インテークホースが劣化して亀裂が発生してしまうと隙間ができてしまい、エアクリーナー以外からの空気を吸ってしまう可能性があります。そうなることで、埃などの異物を吸入してしまいエンジンの調子を落としてしまいます。しっかりと締め付け確認をします。エアクリーナーを外してフィルターのチェックをしています。少し汚れが出てきていますね。エアクリーナーが汚れてしまうと、吸気効率が悪くなってしまいエンジンのレスポンスや、燃費などが悪くなってしまいます。定期的にチェックをして、汚れが酷い場合は交換することをお勧めします。エンジンヘッドカバーやその周辺の点検をしますヘッドカバーからのオイル漏れがVTECエンジンではよくあるのですが、こちらの車両は問題ありませんでした。続いて油脂類の交換を行っていきます。エンジンオイルを抜いてみると、濁ったオイルが出てきたので丁度交換時期でしたね。VTECエンジンはオイルを消費しやすく減ってしまう事があります。定期的にオイルレベルゲージで残量をチェックすることをお勧めします。オイル交換の目安は3000キロ前後をお勧めします。トランスミッションオイルの交換作業です。綺麗なオイルが出てきました。前オーナー様が定期的に交換していた証ですね。トランスミッションオイルは容量が少なく、酷使される場所です。エンジンオイル交換2回に1回の目安で交換することをお勧めします。ホンダ純正のMTF-3を使用しています。このような精密部分には純正オイルが安心ですね。エンジンオイルを入れていきます。100%化学合成のワコーズ プロステージSを使用しています。続いては下廻りのブーツ類の破れやガタの点検をしていきます。こちらはドライブシャフトブーツです。ブーツに破れはなく問題ありませんでした。ブーツが破れてしまっていると、車検に通らない他、異音の発生、故障の原因になってしまいます。定期的に点検したいですね。続いてはスタビリンクの点検です。前後とも破れはなく問題ありませんでした。スタビリンクにガタが出ると、走行中にコトコト音が出たりと異音につながります。下廻りのブーツ類は定期的に点検することをお勧めします。続いてはブレーキの点検です。ブレーキパッドは前後とも残量がありまだまだ問題ありませんでした。ブレーキパッドの残量が減ってしまうとブレーキの効きに影響して危険なので、定期的に点検したいですね。ブレーキフルードの交換作業です。ブレーキフルードは使っていくと、熱が入り沸騰することがあります。沸騰によって発生した水蒸気の水分が混ざることによって、ブレーキフルードが劣化してしまいます。劣化することによってエアを噛んでしまい、ブレーキのタッチがふかふかになってしまったり、ベーパーロック現象を起こしてしまう可能性があり危険です。最低でも2年に1回の交換をお勧めします。以上で納車前点検整備を終了します。N様、この度インテグラのご契約ありがとうございました。VTECエンジンのサウンドとドライビングをぜひ楽しんでください♪
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