HMR HONDA(エイチエムアールホンダ)スタッフのモリヤマです。今回はオーナー様からメンテナンスのご相談を頂き、インテグラタイプR(DC2)のオイルパンパッキンの交換&エアコンプーリー、エアコンベルトの交換も行いました。DC2やEK9など年数も経ち、劣化した部品が増えてきましたね。しっかりメンテナンスして良好な状態を保っていきたいですね。作業はメカニックのムラマツです。
インテグラタイプR(DC2)エアコンプーリー交換
まずは固着してしまったエアコンプーリーの交換をします。オーナー様が固着の症状が出た時点でベルトを切っていたので、エアコンレス状態での入庫です・・・まずはパワステベルト、パワステポンプを外します。こちらにもオイル漏れの汚れが飛んでいますね。エアコンプーリーを外します。錆びてボロボロになってしまっています。新品に交換してリフレッシュしましょう!交換したプーリーの位置がはっきり分かりますね!これでエアコンレスのスパルタンな乗車環境ともサヨナラです!新しい補機ベルトを取り付けます。これでエアコンが効くはずですが・・・どうやらエアコンガスも抜けているようです。真空引きしてエアコンガスを充填して、最後にエアコンの動作を確認してエアコンプーリー交換は終了です!これで今年の夏は一安心ですね。
インテグラタイプR(DC2)オイルパンパッキン交換
続いてオイル漏れが発生しているオイルパンパッキンを交換します。DC/EKでは定番の症状ですが、スポーツVTEC装着車はオイル消費が多いためできるだけ早めに交換したい部品ですね。オイルパンとシリンダーブロックの間からかなりオイルが漏れていますね。まずはオイルパンを外す前にエンジンオイルを抜きます。当然ですが、忘れるととんでもないことになります・・・オイルパン下を通っているエキマニを外していきます。4-2-1の集合方式は96SPECの証ですね。続いてステーを外します。これでオイルパンが外せます。取り付けのボルトを外します。外周の取り付けナットを外せば、オイルパンが取り外せます。落とさないように慎重に作業します。オイルパンが外れると、中にはエンジンの最下部、オイルストレーナーが見えます。ここからオイルを吸ってエンジン内のオイルギャラリを通して各部に循環させています。循環したオイルは潤滑の他、冷却の役割も担っています。古いオイルパンパッキンにはスタッドボルトを通すワッシャーが埋め込まれています。これがスタッドボルトに残っていると、ダブルパッキン状態でまた漏れてしまうので取り外した時はしっかりと確認します。古いパッキンを取り除き、オイルパンを清掃したら新しいパッキンを取り付けます。あとはパッキンがずれないように中心から外側に向かって取り付けナットを締めていきます。取り付けが終了しました!あとは部品を元に戻して漏れたオイルで汚れてしまった周辺をキレイにクリーニングします。新しいエンジンオイルを入れます。最後にエンジンを始動させて漏れを確認して作業は終了です。Y様ご依頼ありがとうございました!
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