HMR HONDA(エイチエムアールホンダ)の栗原です。今回はアイドリング不調のシビックタイプRユーロ(FN2)のインジェクター交換作業を行いました。以前の整備時にアイドリング時に「ボコボコ」音が出るときがあるとのことでその際はプラグ交換をしましたが、症状が改善されなかったのでインジェクター交換となりました。
インジェクターは、燃料噴射装置ともいいます。空気流入量、温度など様々なセンサーから得た情報に基づいて適切な燃料を噴射します。つまり各センサーのどれかが汚れなどで正確な計測ができなかったり故障してしまうと、燃料が正確に噴射できなくなり、エンジンの不調・故障に繋がります。またセンサーだけではなく、インジェクターの噴射口にカーボンやスラッジと呼ばれる燃えカスといった汚れが付着、蓄積すると目詰まりを起こして正常な噴射ができなくなりエンジン不調に繋がったりします。
シビックタイプRユーロ(FN2)部品交換作業
インジェクターはエンジンヘッドの手前にあります。 まずインジェクターにつながっているコネクターを外します。そこからエンジン本体からインジェクターを取り外すことができます。 噴射口を確認しましたが目詰まりなどは確認できませんでした。 新しいインジェクターに交換しました。
以上で作業は完了となります。O様、この度は作業のご依頼ありがとうございました。
今回の作業費用ですが、
・インジェクター:42,250円
・工賃:9,000円
合計税込で56,375円でした。