こんにちは!HMRメカニックの大川です。今回はHMRデモカーのシビックタイプR(FD2)に、Defiメーター(ADVANCE ZD)を取り付けました。サーキット走行では車の状態を確認するためにも油温・油圧のチェックが必須です。今後このデモカーでサーキットを走るために、この機会にDefiメーターを取り付けました。
取り付け(センサー類)
こちらがこれから取り付けるもの(ZD本体、コントロールユニット、サンドイッチブロック、油温センサー、油圧センサー、各配線)になります。
まずはじめにサンドイッチブロック、油温センサー、油圧センサーを取り付けていきます。左から油圧センサー、油温センサーになります。サンドイッチブロックと油温センサーはオイルフィルターと共締めで、油圧センサーはもともと純正油圧スイッチが付いていた部分に取り付けます。FD2のオイルフィルターは車の下から覗くと見えます。そのすぐ上に純正油圧スイッチが付いています。しかしFD2はオイルフィルター周辺がとても狭いため、手が入りにくく作業がやりづらいです。そのためドライブシャフト、インターミディエイトシャフトを外してから作業を行いました。シャフトを外しスペースが少しできたところでオイルフィルターと純正油圧スイッチを外します。写真の左側にあるのがオイルフィルターを外した部分、その後ろ、写真中央にある黒のカバーで覆われているものが純正油圧スイッチになります。
手や工具が入りにくく苦戦しましたが、純正油圧スイッチを外せました。
続いて取り付けです。オイル漏れを防ぐためにこれから取り付けるセンサー類のネジ部にはシールテープを巻いておきます。
そしてなんとか取り付けることができました!
しばらくエンジンを回しオイル漏れがないことを確認して、センサー類の取り付け作業は終了です。
取り付け(配線類)
続いて配線を室内に引く作業になります。こちらがセンサーとコントロールユニットを繋ぐ配線で、左から油温用、油圧用になります。
配線にはあらかじめコルゲートチューブを巻いておきます。取り付けた際、鋭利な部分により配線に傷が入ったり、切れてしまうことを防ぐためです。
続いて、回転物や熱源を避けながら上から配線を下ろしていきます。 下に降りてきたカプラーをセンサーに繋ぎます。 配線はこのようにフェンダーの裏を通していきます。タイヤやサスペンションなど動く部品に当たらないよう注意して、できるだけまとめます。
室内にもこのように引っ張ってきます。
そしてECUに繋いだ車速・エンジン回転数信号ハーネスやメーターハーネスなどすべての配線をこのようにコントロールユニットに接続します。今回このコントロールユニットはナビ裏の目立たないところに固定しました。メーター本体どこに設置しようかな~
メーター本体の位置を仮決めしたら、室内の配線をできるだけ見えにくく、また少しでもまとめて邪魔にならないようにします。
そして遂に…
設置完了!作動確認も無事できました。
僕は今回初めてイチから追加メーターを取り付けましたが、無事作動を確認することができてひとまず安心しました。後日この車でサーキット走行の予定もありますので、そこで改めて作動チェックをします。こういった経験を重ねて自分の知識・技術の向上に役立てます。
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