HMR HONDA(エイチエムアールホンダ)のイシケンです。今回はHMR HONDA自慢のデモカー、S2000(AP1)デモカー1号車のハブベアリング交換・オイル交換を行いました。このS2000デモカーは当社がオープンした時から活躍してくれたクルマで、エンジンノーマル2Lのまま富士スピードウェイ2分切りを目標に作ってきました。今のところのタイムは2:00.22。おしい(笑)6月1日にまた富士でタイムアタックを行います。冬の気温の低い時期にアタックできれば良かったのですが、忙しくて走れずというのと、いくつかトラブルを抱えていて直せずにいました。そして、今回がラストアタックと決めており、ここで2分切る切らないに関わらず、このS2000でのサーキット走行は終了として、その後は綺麗にリフレッシュして幌も装着して街乗りドレスアップ仕様で快適に楽しむ予定です♪
S2000(AP1)のハブベアリング交換
今回ハブベアリング交換をするのは、ガタが出ているからではありません。このS2000はサーキット走行でブレーキピストンが横Gや縁石で戻ってしまう傾向にあり、その原因がハブの揺れではないかと思い交換することにしました。実は以前にお客様の車両でも同じ症状が出ていたことがありました。ということで、まずフロントハブベアリングから交換していきます。作業はメカニックのワタナベです。ブレーキパッド・キャリパー・ローターをそれぞれ取り外していきます。この際に各部のチェックもしていきます。 ナックルごと車体から取り外していきます。 プレスを使ってナックルからハブとベアリングを抜き取っていきます。 ハブが取れました。ベアリングも抜き取っていきます。 左が新しいベアリングになります。 ナックルにベアリングを圧入してスナップリングを取付します。ハブを圧入していきます。 フロントハブのロックナット規定トルクで締め付けしていきます。 そして取り外すのと逆の手順で車体に取り付けていきます。反対側のハブのベアリングも同様に交換していきます。 続いてリアです。リアは駆動輪ですのでナックルをドライブシャフトから取り外していく必要があります。ナックルが無事車体から取り外せましたら、あとはフロントと同様にプレスを使ってハブ、ハブベアリングそれぞれを抜き取っていきます。 そして新しいハブベアリングを圧入し、ハブも圧入し取り付けていきます。同時に油脂類交換をしていきます。ミッションオイルも交換します。ミッションはSEEKERさんのマキシマムギアオイルで、デフはMOTULのオイルになります。リアデフオイルを交換していきます。 大きな注射器でデフオイルを入れていきます。オイルはNISMOがMOTULと共同開発した2189E 75W-140です。サーキット走行といったデフが高温になる場面でも硬すぎず、とかいって柔らかすぎない粘度が維持できるということで選択していきます。 作業は以上となります。泣いても笑ってもこれが最後、富士スピードウェイ2分切りは達成できるのか期待しててください。
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