HMR HONDA(エイチエムアールホンダ)のイシケンです。ずっとAP2でもサーキット走れるクルマが欲しいなぁっと思っていて、そんな中S2000の中古車相場が高騰・・・。これは早く手を付けないとベース車両としては高すぎると思い作ることにしました。すでに十分高いですが。。。そんなこんなでS2000のデモカー2号機作って行きます!2号機のターゲットは筑波サーキットにしました。1号機は富士スピードウェイをノーマルエンジンで2分切りというところが目標ですが、その仕様で筑波を走ると曲がらない曲がらない。なので、2号機は筑波メインでしっかりと作ったらどこまで目指せるのかを知りたくてターゲットとしました。目標タイムとしては1分3秒台です。車検対応の仕様でボディはナローで、エンジンノーマル、ホイール17インチ、快適装備は装着したままという感じで、日常使いができる仕様で筑波3秒台を目指します。
すでに同じような感じでASMさんやRG-Oさんは2秒台や3秒台出していますね。プロ中のプロショップとプロドライバーが出しているタイムなので、ただの中古車屋と素人ドライバーで出せるのかわかりませんが、目標は高く設定して頑張ります!
で、今回はまず車高調装着です。1号機同様にSPIRIT車高調です。1号機で得たノウハウを元に筑波用にオーダーして作ってもらいました。バネレートはフロントが20kgでリアは22kgです。 リアにはヘルパースプリングを装着しました。これによって回り込んだコーナーが多い筑波でイン側のタイヤが浮かないようにしてトラクションを確保する狙いです。では、早速取り付けていきます。作業は新人メカニックS2000大好きなイトウです。
デモカーS2000 2号機SPIRIT車高調取付け
元々仕入れてきた時点ではTEINの車高調が装着されていました。 TEINのMONO Sportです。乗ったフィーリングとしては結構ゴツゴツしていてダンパーがサスの動きを吸収できていない感じでした。路面の凹凸で結構衝撃が来るので、たぶんサーキット走行するとかなりピーキーな状態だと思われます。この車高調を取り外してSPIRIT車高調を取り付けていきます。まずはフロントからです。 フロントはアッパーアームを切らないといけないので少し面倒ですが、無事取り外しができました。続いて反対側も取り外します。両方とも取り外しが終わったのでSPIRIT車高調を取り付けます。 こんな感じでフロント左右の交換が完了しました。 続いてリアです。リアは給油口側がかなり厄介です。作業スペースがないためなかなか苦労するポイントです。それでも無事交換が完了しました。新人メカニックですが愛車はS2000で自分でパーツ取付けもしているのでスムーズですね。 こちらが取り外したTEIN車高調です。まだ使えますが、特に出番はなさそうなので在庫でストックしておきます。最後に1Gで締め付けます。ダミーホイールを装着してアッパーアーム含めて緩めたところは1Gで締め付けます。 以上で車高調の装着が完了しました。この後アライメントを調整して車高調の慣らしができる程度のセットを出しておきました。新品車高調なので慣らしが終わるまでは車高が安定しません。安定したタイミングでバシッとセットを出します。次はJ’sracingのハイパーシングルクラッチキットの取付けを予定しています。お楽しみに~
今回の作業の様子は動画でもご覧になれます。
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