HMR HONDA(エイチエムアールホンダ)のイシケンです。納車待ちのアコードユーロRの納車前点検を行いました。エンジンスターターのオーバーラン症状が出ていたので、こちらも交換となりましたが、取り外す際に色々と割れたために交換箇所が増えました。まずは通常点検と油脂類交換です。（作業はメカニックの村下です）
納車前点検と油脂類交換
まずはベーシックな納車前点検と油脂類交換です。油脂類はエンジンオイル、オイルフイルター、ギアオイル、クーラント、ブレーキフルードの交換をします。エンジン、ミッションオイル、クーラントを抜きます。
ギアオイルはホンダ純正オイルを使用します。
エンジンオイルフィルターも交換します。
エンジンオイルはメテオさんの5w-40粘度を注入。
冷却水はベーシックな冷却水です。
ブレーキフルードはDOT4を使用しています。
エンジンスターター交換
続いてエンジンスターターの交換です。エンジン始動時にオーバーランしており、気持ち悪いのでリビルト品のスターターに交換しました。ただ、交換に当たってラジエターのファンシュラウドを取り外したり、ノックセンサーを外したりするのですが、この年式の車ですとスムーズに外れずに樹脂部分が割れることがあります。このアコードもそんな感じで、エンジンスターターだけ交換したかったのですが、結果的にファンシュラウドとノックセンサーも新品に交換となりました。
この真っ黒な物体がエンジンスターターです。これを取り外すのにこんな感じでラジエターファンシュラウド、ノックセンサーも取り外します。
エンジンスターターを取り外していきます。
こちらがエンジンスターターの新旧比較です。
新品を取り付けます。ノックセンサーは外すときにパックリと割れてしまったので、こちらも新品を取り付けています。
そして、ファンシュラウドはこの樹脂部分が欠けてしまったので、こちらも新品に交換です。
ファンシュラウドを取り付けして作業終了です。
年式の経過している車の作業はメインの取り外し部品のために外す部品が破損するということがよくあります。今回の作業は納車前整備料金の中でやらせてもらっていますが、年式が経過している車でメンテナンスで作業を依頼される際は場合は別の箇所の出費もある程度見込んでおいた方がいいですね。
さて、こちらのアコードユーロRはこれで作業終了です。この後車検を取得して名義変更してご納車となります♪
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