HMR(エイチエムアール)のイシケンです。10月22日、23日に2戦連続という形で第10戦と第11戦が開催されました。今年はフルエントリーという意気込みでしたが、実際参戦できたのは第1戦のもてぎ、第2戦のSUGO、第6戦の富士という感じであまり参戦できませんでした。この第10戦は3カ月ぶりのF4ということになりました。そもそもF4に3カ月乗っていなかったので、練習走行から感覚を取り戻すという感じでのスタートとなりました。
10月20日練習走行
このレースウィークでは、木曜日の20日のみ練習走行で金曜日は仕事をして土曜日、日曜日レースという流れでした。練習走行は4本あったので身体を慣らすには十分でした。7月の富士戦の際にトップスピードが伸びないトラブルがあり、燃料系統や点火系統などリフレッシュしましたが直らず、エンジンをOHすることにしました。ただ、エンジンには特に大きな消耗は見受けられずということで、果たしてパワーはもとに戻っているのかなどとても気になるスタートとなりました。
走行を始めるととてもいい感じ!トップスピードも十分に伸びて235~6kmを記録し、スリップに入ると238kmまで伸びていました。これならストレートの長い富士で十分に戦えるという感触でした。タイムは1分46秒台で、タイム自体はそこまで伸びませんでした。最近ハコ車ばかり乗っていてフォーミュラの鋭い感覚にまだ身体が合わせられていない感じでした。練習走行中に45秒台を出しておきたいと思っていましたがなかなか厳しい感じでした。
この練習走行でのベストタイム時のインカーは下記よりご覧ください。カメラの固定が悪くてブレが大きいです。。。
10月21日 レース1予選・決勝
練習走行から1日明けていよいよ予選決勝です。この日の予選のベストがレース1のグリッド、セカンドベストがレース2のグリッドになります。新品タイヤを装着して目指せ1分45秒前半!という感じで意気込んでコースインしていきました。予選は20分です。10月ですが気温は低いのでタイヤのウォームアップには少し時間がかかってしまいますが、焦らずじっくりといき後半5分が勝負と思っていました。富士での予選はいかにうまくスリップを使うかも重要なため、コースインの際に自分より少し速い人の後ろにつくのがベストです。その点もうまく並ぶことができました。
がしかし、コースインの際にその人がエンジンストール。。。その方を避けてコースインしたらもう前には誰もいない状態でした(笑)
そんな感じで単独走行で頑張って走り、10分経過したくらいで45秒台をマーク。ここから更にタイムアップをと意気込んだ1コーナーでスピーン。。。実はこのレースウィークから新しいブレーキパッドを入れていて、そのブレーキバランスを木曜日の練習走行でセットしていたのですが、まだまだ後ろ過ぎてリアがロックしてしまいました。
スピンからはすぐに復帰したものの、結局スピン前の45秒台がベストタイムとなってしまい、セカンドベストは46秒台という結果になってしまいました。そして、スピン後からなぜかトップスピードがそれまで235km出ていたのが232kmしかでなくなってしまいました。。。
予選は総合12番手、ジェントルマンクラス3番手となりましたが、ここでまた事件が(笑)
予選中に4輪脱輪を3回してしまっていて、3グリッド降格ペナルティに・・・。決勝は15番手のほぼ最後尾からのスタートとなってしまいました。
気を取り直して臨んだ決勝は、スタートで少し失敗したものの1コーナーでクラッシュなどがありうまく避けて順位を上げていきました。ジェントルマンクラスの4番手走行はスタート時から変わらないものの、目の前には3番手選手がいる状況でした。そして、ジェントルマンクラス2番手走行の選手が1コーナーでスピンしたため順位アップ。前の1台を抜いたら過去最高順位にという感じでしたが、予選のスピン後から発生していたトップスピードが伸びないのが足を引っ張りストレートで離されていく展開となり、最終的には先ほど1コーナーでスピンした選手にも追いつかれて抜かれてしまいました。結果はジェントルマンクラス4位、総合は12位となりました。決勝レース中のラップタイムが悪く、スプリントレースの課題であるレースペースを早い段階から出して平均ラップタイムを上げるということがまだまだ出来ていませんでした。
10月22日 レース2決勝
レース1終了後にチームにセット変更をしてもらいました。まずはブレーキバランスの最適化のために、リアルタイムロガーデータで液圧を見ながら前後バランスを整えました。そして、車高を調整してコーナーウェイトとアライメント調整も行いました。
そして迎えた翌日レース2。レース1で使ったタイヤをそのままレース2に使うことにしていたので、綺麗にタイヤカスを削り落としてレースに向けて日干ししました。他の選手はみんなNEWタイヤです。NEWでいきなりレースはかなり難しくて、最初の数周はどうしてもグリップがうまく出てきません。まだまだ不慣れな私はあえてUSEDで行くことを決め、他の選手がNEWで数周苦しんでいる間に引き離していく作戦です。
レース2のグリッドは総合12番手からのスタートです。
スタートはまたしても少し失敗したもののそこまでロスはなく行けました。今回は1コーナーで特にクラッシュなどなく綺麗なスタートとなりましたが、100Rでまたしてもクラッシュが発生。レース1でクラッシュ原因となった方がまたもスピンして他の車両を巻き込み大クラッシュになってしまいました。レース1も2も同じ人が同じチームに突っ込む形となり、レース後何かと物議をかもしました。
そして、このクラッシュ車両の回収のため数周に渡ってSCが入ることとなり、私のUSED作戦は完全は失敗に終わりました。SCが開けてからはNEWタイヤ勢は十分に皮むきが終わって良いペースで走って行ってしまいました。それでもSC後に1台抜いてペースよく走っていくつもりでしたが、後半はペースが遅く抜いた車両に後ろからグイグイと迫られるレース展開となり、数周に渡ってブロックしていたものの抜かれてしまいました。
結果は、ジェントルマンクラスは3位、総合11位という結果となりました。表彰台はなんとか乗れたので良かったです。
次戦は11月末のスーパー耐久と併催で鈴鹿戦です。S耐とのダブルエントリーで頑張ろうと思います♪
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