HMR(エイチエムアール)のイシケンです。またまた乗る人がかなり限定されるであろうS2000を仕入れてしまいました。平成11年式の初期モデルで、走行距離は93,600km。車検が平成31年の3月まで付いている車です。残念ながら修復歴はありとなりますが、走行には特に支障はないのでご安心ください。J’sracingエアロやSARDのGTウィングが入った見た目にもサーキット仕様なイメージのあるS2000です。中身もなかなかのサーキット仕様でして、ダッシュ貫通の9点式ロールバーが入っていたり、大容量のデフオイルパンが装着されるなど、このままサーキットにどうぞという仕様になっています。それでは、動画も交えながら詳しくご紹介します!
見た目からも走りのS2000。J’s racingエアロ
まずは外装から見ていきましょう。フロントバンパーとサイドステップはJ’s racing製のエアロが装着されています。かなり車高が低く見えるのはエアロのおかげですね。特にフロントはこのような3D形状となっていて、見た目からも迫力満点です。バンパーの中央に見えるダクトは、エアクリーナーBOXへと繋がっています。雨の日はこのダクトを塞いだ方がいいですね。車高が低くなっているのでフロントのリップ部分に擦れはあります。バンパーにも傷などは多少あります。ただ、そこまで目立つほどではありません。そして、サイドステップは整流効果が期待できそうな形状。J’s racingのエアロはスーパー耐久でも使用されていたので、その効果は実証されていますね。サイドステップの状態は、飛び石や傷がやや多いかなという印象です。どうしても地面から近くなるので仕方ないです。少し離れてみるとそこまで気になることはありません。続いてリア周りです。リアバンパーはこのようにノーマルとなります。リアバンパーは気になるような傷はそこまでありません。SARDのカーボンGTウイングが装着されているので、バンパーはノーマルで迫力満点です。GTウィングはクリア剥げなどなく綺麗な状態です。マフラーは5次元のプロレーサーです。砲弾型になりますね。そして、サーキット走行に欠かせないハードトップ!!純正のハードトップなので、リアウィンドウが広くて後方視界はとても良好です。ホイールはSSRの17インチです。タイヤは前後245/40/17が装着されています。通常フロントにはこのサイズは入らないのですが、ワイドフェンダーに変わっているので綺麗に収まっています。ホワイトからブルーにオールペイントされている車なので、外装全体としては年式を考えると綺麗な方です。ただ、前オーナーもサーキットで使っていたであろうことから、ボディへの飛び石や擦れ、傷などはところどころあります。その状態は次項の外装動画をチェックして見てください。
S2000(AP1)の外装動画
外装の状態を詳しくご紹介しています。遠方で見に来ることができない方など参考にしていただければと思います。
ダッシュ貫通9点式ロールバーが入った内装
内装は、外装に負けず劣らずスパルタンです。まずドアを開けて目に入ってくるのがロールバー。ダッシュ貫通の9点式です。ダッシュ貫通なので乗り降りには全く支障がないのはいいところです。サイドバーもシートサイドの下の方を通っているので、乗降の際に手で体を支えられるサポートになっていいくらいです。シート後ろはこんな感じでかなりの剛性感です。センターコンソール上部のボックスは貫通しているので使えませんが、中央のボックスは使えます。ちなみに、幌はレスとなりますのでご了承ください。ま、この車を購入される方はいらないと思いますが。。。その他内装は比較的シンプルです。運転席のシートはレカロのフルバケットです。古いタイプなのでそれなりの使用感となります。助手席はノーマルオプションの革です。ダッシュボード上には余計なパーツは装着されていません。ステアリングはグリップの太い握りやすいタイプに変更されています。ワークスベルの脱着式ボスに変わっています。室内の狭いS2000には嬉しい装備品ですね。ビリオンのVFCが装着されて、カロッツェリアのCDデッキ(DEH460)が入り、ETC車載器が足元に付いています。シフトノブは球体タイプになっていて、こちらのグリップ感もGOODです。
S2000(AP1)の内装動画
内装の状態を詳しくご紹介しています。遠方で見に来ることができない方など参考にしていただければと思います。
エンジンはノーマル!まだまだ元気なF20Cエンジン!
エンジンルームはこちらもスパルタン!!サーキット走行を考慮して、色々な熱対策が施されています。まず、前方からの風を綺麗にラジエターに当てるための導風板。エアクリーナーボックスへの空気も専用の導風板が設置されていますね。そして、エアクリーナーBOX自体も遮熱シートが貼られて熱対策が施されています。ブレーキフルード周りはワンオフで作られた遮熱板で囲われており、エンジンからの熱によるフルード温度上昇を抑えていますね。エキマニは無限製が入っており、バンテージが巻かれています。そして、サーキット走行には欠かせないクスコのオイルキャッチタンクもしっかりと付いています。エンジンはノーマルになりますので、まだまだこの先も元気に走ってくれますね!
S2000(AP1)のエンジン動画
エンジンルームの状態を詳しくご紹介しています。遠方で見に来ることができない方など参考にしていただければと思います。
リフトアップすると走りのパーツが満載!!
S2000でのサーキット走行には欠かせない大容量のデフオイルパンが装着されています。純正では0.75lしか入らないため、すぐに油温が上がり油膜切れを起こしてしまいます。そのため、大容量のデフオイルパンはS2000には必須のアイテムとなります。そして、デフの振動が大きいS2000は、リアの挙動を安定させるためにも強化デフマウントも必須のアイテムですね。フロアのボディ補強もきっちりとクスコ製品が入って強化されています。タイロッドにはピロタイプの社外品が装着され、ゴムブッシュによるヨレを抑えていますね。下回り動画はこちらからどうぞ!!
S2000の中古販売情報
年式:1999(H11年)
売約済
※登録エリアで総額はことなります。
メーカー | ホンダ(HONDA) |
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車種名 | S2000 |
グレード | ベースグレード |
型式 | GH-AP1 |
車検 | H31.3 |
走行距離 | 93,600km |
シフト | フロア6F |
車体色 | ブルー系(ホワイトから色替え) |
排気量 | 2000cc |
修復歴 | 有り |
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整備記録簿 | なし |
保証 | あり(3ヶ月3,000km)※Eg・MTのみ |
ワンオーナー | × |
車検(法定)整備 | あり(費用別) |
車体番号下3桁 | 964 |
外装評価 | ★★★☆☆ |
内装評価 | ★★☆☆☆ |
機関評価 | 正常 |
※保証はエンジン・ミッションのみ3ヶ月3000kmのどちらか早い方までとなります。