HMR HONDA(エイチエムアールホンダ)メカニックのムラシタです。今回は無限マフラーが装着され、RAYSのZE40ホイールを履いた見た目と走りの両方を堪能できるそんなS2000の納車前整備を行いました。整備はメカニックのワタナベが行いました。
S2000(AP1)納車前整備
まずはエンジンルームの点検です。エンジンルームでは、エアクリーナーの汚れ具合、インテークホースを点検します。エアクリーナーは汚れもなく綺麗な状態ですね。インテークホースは蛇腹になっている箇所が切れていたりすることがあるので切れていないか確認します!今回は、そちも問題ありませんでした。同時にラジエターも点検します。アッパータンクにひびや割れがないか、カシメ部分からの漏れがないかをチェックします。次にブレーキマスターとクラッチマスターを目視にて点検します。次にスパークプラグの点検をします。電極の異常な摩耗や碍子に異常はないかを確認します。エンジンルームの点検が終了したら、次にリフトして下回りの点検をします。マフラー等の取り付けに問題がないか確認していきます。無限マフラーが装着されていますね。次にエンジン、ミッション、デフオイルと冷却水の各油脂類を抜いていきます。オイル等を抜いている間にブレーキ廻りと、足廻りの点検をします。まずは、フロントブレーキの点検です。こちらはパッドの残量は問題ないですが、ダストシールが切れてしまっていますね!こちらは、後ほど整備となります。
次にサスペンションの点検ですが、社外の車高調が装着されているので、ダンパーのオイル漏れやロックシートに緩み等が無いかもチェックします。オイルの漏れもなく問題ないですね。
次にリヤのブレーキの点検をします。フロント同様にパッドの残量を確認して、ピストン・スライドピンの動きを確認します。特に問題ありませんでした。デフのドレンボルトにはオイルに混じる鉄粉を吸着するマグネットが付いています。こちらもキレイに清掃します。新しいミッションオイル、デフオイルを入れます。ミッションには、純正のオイルを入れ、デフは社外のLSDが入っていたのでクスコのLSD用オイルを入れてます。車両下の点検が終わったら、次に新しい冷却水を入れます。新しいエンジンオイルも入れます。オイルはワコーズのプロステージSです。
S2000(AP1)フロントキャリパーO/H
基本的な整備が終了したので、ダストシールに切れがあったフロントのキャリパーをO/Hします。切れがあったのは片側だけでしたが、左右とも交換します。まずは、キャリパーを外してピストンを抜き取ります。
抜き取ったピストンは、やはりだいぶ汚れがでていましたが傷などはなかったので清掃だけで綺麗になりました。
ピストンを外したら、キャリパーのピストンが入っていた内側部分を綺麗にクリーニングします。。キャリパーの清掃が出来たら新しいダストシールとピストンをキャリパーに戻します。
キャリパーブラケットの、スライドピンもしっかりとグリスアップしておきます。
O/Hの終えたキャリパーを車体に取り付けします。最後に、ブレーキフルード交換とエア抜きをして。タイヤのチェックを行いタイヤをとりつけます。
最後に、期限の切れた発煙筒を入れ替えて整備完了です。
A様この度は、ご成約ありがとうございました。S2000の快適な走りをお楽しみください。
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