はじめまして!4月から新卒でHMRのメカニックとして働かせて頂いている大川烈弥です。今回、入社させて頂いてから約1ヶ月半でJAF-F4第2戦・第3戦の菅生戦に、弊社社長の石川賢志さんの代役として急遽初参戦させて頂きました。そちらの模様をお伝えできればと思います!初めてブログを書かせて頂くので、本題に入る前に簡単ではありますが、まず自己紹介をさせて頂きます。
プロフィール
・氏名 : 大川烈弥
・生年月日: 2000年4月19日(22歳)
・出身 : 福井県
・出身校 : 専門学校 新潟国際自動車大学校(GIA)
・趣味 : 映画鑑賞
働かせて頂く前は、新潟県にある、専門学校 新潟国際自動車大学校(GIA)モータースポーツ2級整備士科という2級自動車整備士の資格取得を目指しながら、ドライビングやレースメカニックなどのモータースポーツの勉強をする学校に通っていました。また、個人的にレース活動にも挑戦しています。専門学校に入学したタイミングからレーシングカートとフォーミュラの練習を始め、翌年からレースに参戦し始めました。
そして今シーズンも昨シーズンに引き続き、Albirex-RTよりスーパーFJもてぎ・菅生シリーズに参戦中です。まだまだ未熟ですが、少しでも良い結果が出せるよう頑張っています!
普段HMRではメカニックとして仕事をさせて頂いています。一般車だけではなく、レーシングカーやデモカーのメンテナンスも担当しています。スーパー耐久はもちろんのこと、JAF-F4やBRZでの富士チャレンジカップなどのレースやテストには同行して、レーシングメカニックとして現地でも作業しています。
僕自身、レーシングドライバーとして活動したいと思っています。ただお金や実力など、ドライバーとして活動していくのは簡単ではありません。しかしHMRでは、会社がチームとして今後様々なレースカテゴリーに挑戦していきます。そこでメカニックとしてスキルアップし、普段からの仕事などでも会社に貢献できれば、ドライバーとしてレースに参戦させて頂けるというお話を頂きました。もちろん参戦できるかどうかは、普段自分の仕事に対しての努力や頑張り次第です。ですが今回緊急ではありましたが、実際わずか入社約1ヶ月半でレースに出させて頂きました。僕は普段の業務に関してまだまだ実力不足なので、少しでも早くスキルアップして会社に貢献できるよう努力していこうと思っています。
JAF-F4初ドライブ!
今回JAF-F4に参戦させて頂きましたが、本来であれば石川さんが参戦される予定でした。僕はそれにメカニックとして同行させて頂きました。しかし練習走行でのクラッシュにより石川さんがお怪我をされてしまった為、急遽代役ドライバーとして翌日から僕がドライブさせて頂けることになりました。まず、石川さんがすぐに普通に歩けるようになられて、痛みも和らいで本当に良かったです。そして、この機会を頂きまして、石川さんありがとうございました。
マシンに関しては、ハンマーレーシングのメカニックの皆さんが直して下さり、しっかり走れる状態にして下さいました。
僕自身JAF-F4は全くの初めてでした。ただスーパーFJで菅生は走っているので、まずいつもと同じように走ってみようと思い、第2戦の朝イチに1本だけある練習走行に備えました。しかし予選決勝がドライ予報にも関わらず、練習はウェットになってしまいました。
練習走行では、石川さんの新品ウェットタイヤを使わせて頂きました。初めての走行でJAF-F4とはどういうマシンなのか、スーパーFJとの違いは何かを確認できるよういろいろ試してみました。
そもそも車の操作方法もいまいち分かっていない中で、まずは無事にセッションを終えることができました。実際走り終えて、スーパーFJと似ているけどやっぱり違う車だという複雑な印象がありました。スーパーFJより難しい点は、JAF-F4の方がパワーがあるので、アクセル操作をスーパーFJよりかなり慎重にしないとすぐホイールスピンしてしまう点です。ウェットでは特に気を遣う必要がありました。しかし新品タイヤだったということもあり、4番手タイムでセッションを終えることができました。まだまだ走らせ方がわからず、何より新品タイヤでしたが、いきなりで4番手は自身になりました。
※この時点ではドライバー変更登録ができていない為、ドライバー名が「石川賢志」のままになっています。
JAF-F4第2戦 予選決勝
ドライでは走ったことがないまま、いきなり予選です。
少しずつ様子をみながらペースを上げていきました。ただタイヤの内圧が上がり過ぎてしまったことに加えて、ブレーキ操作も難しくうまく車を曲げられませんでした。コースアウトしてしまうこともあり、うまく1周をまとめられませんでした。気を取り直してまとめた1周でも、トップとはかなり差が開いてしまい、結局10位で予選を終えました。改善することは山積みです。
そしていよいよ決勝1レース目。JAF-F4での初レース、緊張感に包まれました。
まずレース前に大事なタイヤの暖めですが、スーパーFJと同じようにやってみましたが、結果的に特にフロントタイヤが暖まらず、オープニングラップが苦労しました。スタートこそ無事にできましたが、まずこのカテゴリーの洗礼を受けました。
その後、なんとか前の車に着いて行けましたが、2周目の最終コーナー登っている時にいきなりガス欠のような症状がでました。アクセルを踏んでも吹けたり、吹けなかったりを繰り返して、最終的にはハイポイントコーナーで車を止めることになってしまいました。SC導入の原因にもなってしまい、他のドライバーさんには申し訳なかったです。僕としては少しでも長く走って経験を積みたいところでしたが、これに関しては何もできませんでした。
このトラブルの原因としては燃料ポンプのアース不良でした。予選の最後にも同じ症状が出て、その時には解決できませんでしたが、決勝後すぐ原因を特定して下さり、直して頂けました。
JAF-F4第3戦 決勝
気持ちを切り替えて翌日の2レース目です。
グリッドは前日のレース中のベストラップで決める為、オープニングラップしかまともに計測できなかった僕は最後尾からのスタートです。その分失うものはないと開き直って、前日の反省・課題をいろいろ試してみようと思いマシンに乗り込みました。
毎レースのことですが、ダミーグリッドで待っている時間がとても緊張します笑
最も意識したのは、石川さんにアドバイス頂いたタイヤの暖め方です。タイヤとちゃんと動かしてしっかりフロントタイヤも暖めました。そしてスタートです。スタートがバッチリ決まり、3コーナーまでで合計4台をパスできました。スタートは決めたいと思っていたので、うまくいって良かったです。
その後、前に着いて行きたいと思っていましたが、2回も1コーナーでスピンしてしまい、最後尾まで落ちてしまいました。原因はシフトダウンでアクセルの煽りが足らずシフトロックしてしまったことです。基本的なことだった為、とても情けないですし悔しいです。
この時点でかなり差が開いてしまった為、ブレーキングポイントやライン取り、ブレーキバランスなど、基本的なことをいろいろ試してみました。ブレーキバランスも合わせきれませんでしたし、そもそもブレーキングポイントももっと奥にできるなど、まだまだ詰められる部分がありますし、走らせ方に関しての伸びしろがかなりあるので、この反省や経験をまとめて他のカテゴリーにも活かします。
ハンマーレーシング全ドライバーのレース結果
〜第2戦〜
ハンマー伊澤さん 総合1位、ジェントルマンクラス1位
河野靖喜さん 総合6位、ジェントルマンクラス2位
大川烈弥 リタイア
〜第3戦〜
ハンマー伊澤さん 総合3位、ジェントルマンクラス1位
河野靖喜さん 総合5位、ジェントルマンクラス2位
大川烈弥 総合15位、クラス6位
おわりに
改めて、今回レースに参戦させて頂きまして、石川さん本当にありがとうございました。急遽参戦ではありましたが、結果としては散々になってしまい、僕の未熟さを痛感しました。ただ、すごく大きな経験をさせて頂きましたし、今後に大きく活かせるものとなった為、例え急にレースに出ることになってもしっかり結果を出せるドライバーを目指します。
ドライバーとしてレース活動できるように精一杯努力し、会社にも貢献できるよう頑張ります!今後ともHMRを、そして大川烈弥を応援よろしくお願いします!最後までご覧頂き、ありがとうございました。
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