HMR HONDA(エイチエムアール ホンダ)の栗原です。サーキット走行をこれから始められるということで、以前油脂類の交換とブレーキパッド交換、その後バケットシート、ステアリング、4点ベルトの取り付けをさせていただきました。今回は、近々サーキット走られるということで新品のタイヤ交換、牽引フックの取り付けと移動時のエアコンの効きが悪いとのことだったのでWAKO’Sのパワーエアコンプラスを注入作業をさせていただきました。サーキット走行に臨むにあたってハイグリップタイヤに交換するのは、安全上もそうですが、タイムアップにつながる最もお手軽な部分とも言えます。また万が一コースアウトやコース上でストップしてしまった場合に素早くかつ安全に愛車をコース外に移動させるのに牽引フックはサーキット走行での必須アイテムでしょう。
シビックタイプR(FD2) M&M HONDA牽引フック取り付け作業
まず最初に牽引フックを取り付けていきます。今回牽引フックは運転席側のフロントバンパービームに装着するので、まずフロントバンパーを取り外していきます。写真手前の太い横長の骨材がフロントバンパービームです。前方衝突時の衝撃に耐えるため高い強度を必要される箇所です。この右端に今回の牽引フックを取り付けいきます。今回装着する牽引フックは、福岡県太宰府市にあるホンダ車専門のチューニングパーツを開発販売する「M&M HONDA」がシビックタイプR(FD2)用に販売されているフロント用牽引フックになります。バンパービームの右端に上の写真の右側にあるフック取り付けステーを装着していきます。次にこのステーの位置にあわせてフロントバンパーに穴をあけていきます。ここが一番緊張する部分です。表面をキレイに慣らし、再び装着すれば完成です。最後に牽引フックを、ねじ式なのでステーに回し込んでいきます。こちらのM&M HONDAのシビックタイプR(FD2)用牽引フックは、フック部分が可倒式なので保安基準内で装着したまま公道走行可能なものになっております。牽引フックの取り付けをご検討されている場合は、当店でご相談承っております。またJAF認定のレースやスポーツ走行イベントに出る場合は、「牽引フックはここにあります」とコースマーシャルに伝えるの矢印のシールを貼る必要がある場合があります。
シビックタイプR(FD2) ダンロップDIREZZA Z3タイヤ交換作業
次にタイヤ交換作業に取り掛かっていきます。元々装着されていたタイヤのトレッド面をみますとかなり消耗しています。これではサーキットだけではなく、サーキットまでの道のりでも不安ですよね。今回装着するタイヤは、ダンロップDIREZZA Z3というハイグリップラジアルタイヤです。ハイグリップタイヤの中でもロードノイズが抑えられているという評判で、日常生活下での運転でも快適性が損なわれていないのが特徴です。まずホイールから使い終わったタイヤを外していきます。
新しいタイヤを取り付け、車両が指定する空気圧まで空気を注入していきます。
タイヤバランサーでバランス取りをしてから組み付けていきます。
最後にエアコンの効きを改善するためエアコンの添加剤であるWAKO’Sのパワーエアコンプラスを注入していきます。 エアコンの効きが悪くなると、必要以上に温度設定や風量を上げたりして負担がかかって燃費悪化やアイドリングが不安定にある場合もあるので定期的な点検をおススメいたします。
これで作業は以上となります。
サーキットで走ることで自分の愛車の様々な面がわかったり、どんどん走ることで何が必要になってくるかがわかってきてより愛車に愛着が湧いて楽しくなりますね。I様、この度は作業のご依頼ありがとうございました。サーキット走行楽しんでください。
今回の作業費用ですが、牽引フックとタイヤはお客様のお持込だったので
・タイヤ組み換え・バランス調整:10000円(一本あたり2500円)
・廃タイヤ処分費用:2000円(一本あたり500円)
・牽引フック取り付け:7200円
・エアコン添加剤注入:3500円
で税込24970円となりました。
シビックタイプRの買取相場はこちら
シビックタイプRの中古車一覧はこちら
HMR HONDA店舗情報
TEL:042-568-1388 FAX:042-568-1389
contact@hm-r.co.jp
〒190-1222
東京都西多摩郡瑞穂町箱根ヶ崎東松原11-5