HMR HONDA(エイチエムアール ホンダ)のヤナギです。今回はインテグラタイプR(DC5)のクラッチ交換とヘッドカバーパッキンの交換作業を行いました。後程触れますが、クラッチディスクが限界まで減っていて運転がかなり大変そうだなと。。。あと少しで走行できなくなってしまうくらい減っていました。今回の作業はメカニックのムラマツです。
インテグラタイプR(DC5)クラッチ交換&ヘッドカバーパッキン交換作業
まずはクラッチ交換の作業から。エアクリーナー一式を取り外します。DC5のクラッチ交換はメンバーを下ろさないとできないので、作業的にはかなり大がかりです。サブフレームを慎重に降ろします。これでやっとミッションを降ろす作業に入れます。まずドライブシャフトを抜きます。ミッションのボルトを一つずつ取り外します。ボルトがすべて外せたらこちらもウマを使用して慎重に降ろします。ハウジング内が結構い汚れていたので、パーツクリーナーで綺麗に清掃をします。次は本題のクラッチです。クラッチのボルトを外していきます。こちらも汚れていたので綺麗に清掃します。クランクシャフトシールも交換を行います。この部品はトランスミッションを降ろしたときにしか交換できません。この部品が劣化してしまうとエンジンからオイルが漏れだしてしまい、修理するためにまたトランスミッションを降ろすことになります。部品は数百円なのに工賃が数万の作業です。。。。そしてこれがクラッチディスクです。本当に限界ギリギリです。。。そして、今回は純正クラッチを使用します。新品のクラッチディスクと比較です。なかなか衝撃的な写真ですよね。。。あとは元の手順でクラッチを組み直して作業は終了です。クラッチの慣らし走行も大事なので慣らし終わるまでスピードを出さないようにしましょう。
インテグラタイプR(DC5)ヘッドカバーパッキン&スプールバルブパッキン交換
次はヘッドカバーパッキンの交換です。同時にスプールバルブパッキンの交換作業も行います。VTECエンジンはスプールバルブとヘッドカバーからのオイル漏れが定番症状なので、定期的に点検をして交換をしたい部分です。ヘッドカバーの中はこのようになっており、距離相応な感じですね。カムシャフトなどはこんな感じです。目立つ汚れはなく問題ないですね。ヘッドカバーパッキン交換の時でしか見れない場所なので交換の際はいろいろチェックしておきたいですね。以上で作業は終了です。K様、この度はご依頼ありがとうございました。またのご利用をお待ちしています♪
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