HMR HONDA(エイチエムアールホンダ)スタッフのモリヤマです。今回は以前ご納車したS2000(AP2)に2DINナビを取り付けるために純正ナビ用ダッシュボードへの交換と、WSエンジニアリングの2DINナビインストールキットを使用してナビの取り付け、ドライブレコーダー/レーダーの取り付け、追加メーター/ETCの移設を行いました。鮮やかなニューインディーイエローパールに無限ウイング装着のスポーツカーらしい一台です!作業はメカニックのムラマツです。
S2000(AP2)ダッシュボード取り外し
ご納車の際にHMRデモカーのS2000と同じようにナビを取り付けたいとご要望があり、合わせてドライブレコーダー/リアカメラ/レーダーの取り付け、ETC/追加メーターの移設のご依頼を頂きました。追加メーターはオーナー様の見やすいハンドル左横に移設します。2DINナビを取り付けるため、不要になったオーディオにはETCと追加メーターのコントロールユニットを移設します。追加メーターはDefiのアドバンスBFの油温/水温計が装着されています。細かい温度管理ができる他、車両の異常にもいち早く気づくことができますね。メーターはまるでレーシングカーのようなデジタルメーターを採用しています。高回転を多用するスポーツカーでは視認性は重要ですね♪こちらが今回取り付けるナビ一式です。ナビはパナソニックのストラーダですね。ナビに合わせたドライブレコーダー♪ナビに連動して動作して、ナビ画面で録画した映像を見る事も出来ます!同じくパナソニックのリアカメラ。レーダーはユピテルのSUPER CAT LS700です。こちらは新型の光オービスにも対応する商品です。そしてS2000に2DINナビを取り付けるためのWSエンジニアリング2DINナビインストールキット!HMRでは何度も取り付けを行っております。ナビのカバーと2DIN化に伴い干渉してしまう背面のエアコンダクトの代用品も付属します。カーボンカバーが室内の印象をレーシーに変えてくれます!それではダッシュボードを交換するため、オーディオを外していきます。追加メーターも外します。今回の移設でこの追加メーターカバーはお役御免となります。続いてステアリングを外します。エアバックを外す時は誤作動を防ぐ為に必ずバッテリーを外して、10分ほど時間を置いてから取り外します。ステアリング奥のエアバックのケーブルリールはずれないようにテープで固定しておきます。メーターパネルを外して、メーターも取り外します。AP2のレブリミットはF型エンジンの2.2リッター化に合わせて8000rpmになっています。その分、常用域でのトルクが増加して乗りやすくなったと言われています。次にダッシュボードについているハーネスのコネクターを外していきます。ここまで来たら運転席側の作業は終了です。続いて助手席のエアバックを外します。運転席と同じようにコネクターとダッシュボードの取り付けボルトなど外していき、ダッシュボードを外す準備をします。助手席下にECUが設置してありますので、そこのコネクターも外していきます。S2000のダッシュボード交換ではコネクターの切り離しが一番大変かもしれません・・・ここまで外れたら準備はOKです。内装を傷つけないように慎重に外します。内装レスの状態です。本気で走りを極めるなら、これがベストな選択なのでしょうか・・・(笑)
S2000(AP2)純正ナビ用ダッシュボード取り付け
取り外したダッシュボードからハーネスなどを移植します。こちらが今回取り付ける純正ナビ用ダッシュボードです。インストールキットの他に、こちらの本体にも加工をしていきます。純正ナビの開口の背面部分はナビモニターだけが入っていて2DINナビを取り付けるとナビ本体が収まりきらずに飛び出してしまうため、モニターの台座部分を切り取ってしまいます。ナビ取り付け部をダッシュボードから取り外して加工します。次は古いダッシュボードからエアコンダクト/ハーネスなどを取り外して新しいダッシュボードに移植します。助手席側のエアコンダクトは代替品に交換するため、運転席側のみ移植します。これで取り付けの準備が整いました!新しいダッシュボードを取り付けます。部品が大きいため、外すのも取り付けるのも2人掛かりで作業します。
S2000(AP2)2DINナビ一式取り付け&ETC/メーター移設
ダッシュボードを車内に納めたら、まず追加メーターの移設をします。まずはホルダーを仮置きして位置を決めます。インストルメントパネルは見やすい配置が基本です。視界を邪魔せず、かつ最低限の視点移動でメーターを確認できる位置が理想ですね。今回はオーナー様と相談してメーターの左上に設置します。配線を通す為に新品にダッシュボードに穴開け加工しました。隙間から配線が出ているとスッキリしないので、オーナー様に許可を頂いて穴あけ実施です。新品のダッシュボードに穴を開けるため、いつも以上に緊張します・・・こんな感じでメーターの配線を通します。メーター本体を付ければほとんど隠れて見えなくなります。あとは追加メーター本体をホルダーに取り付けて移設は終了ですが、傷付きのリスクがあるのでメーターの固定は後回しにして他の作業を進めていきます。ここからナビの取り付けに入ります。最新の電装品が並びます♪まずはナビ背面に設置されるエアコンダクトを代替品に交換します。純正のエアコンダクトではナビの後ろが干渉してしまうため、このような柔軟性のあるホースに変更します。これでナビの干渉を防ぐことができますが、ダクトの径が小さくなるため、助手席の送風が少し弱くなってしまうデメリットもあります。ドライブレコーダーは視界の邪魔にならないルームミラー周辺に取り付けます。リアカメラを取り付けます。一気に近代化してきました!後は各配線を整理しながらナビ裏に設置します。見えない個所ではありますが、裏面の配線もキレイに整理しておきます♪続いてレーダーを取り付けます。レーダーのアンテナはダッシュボード中央部に配置します。レーダー本体はメーターの右上に取り付けます。S2000ではココがベスポジですかね。いよいよナビの取り付けです。WSエンジニアリングのキットに付属の金具を取付ます。各機器から集まった配線をナビに接続します。高級カーナビ全盛期から比べると配線がスッキリと簡素化され取付が簡単になりましたね~これでナビの取り付けは終了です!ここで取り付けた電装品のチェックをします。追加メーターはOKです。ナビも問題なく動作していますね。レーダーも動作しています。元々オーディオが入っていたスペースにはETCと追加メーターのコントロールユニットを設置します。少しだけ収納スペースが残りました・・・収納のないS2000にとってはこれでも貴重ですかね。そして最後にインストールキットのカーボンカバーを取り付けます。まずは仮付けして位置を決めます。位置が決まったら、取り付け位置に専用のマジックテープを貼り付けます。キットの付属の両面テープですと何かあった最にパネルの脱着が出来ないのでマジックテープ仕様に変更します。取り付けが終了しました!今回もフィッティングはばっちりです♪
S2000(AP2)2DINナビ取付後ギャラリー
まずは取り付け前と比較しましょう。追加メーターの視認性も良くなり、かつカーボンカバーが車内の雰囲気をレーシーに見せてくれます!これで今回の作業は終了です。車内の近代化でより魅力的になったS2000!ドライブがとても快適な一台となりました♪S様ご依頼ありがとうございました!
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