HMR HONDA(エイチエムアールホンダ)のイシケンです。緊急事態宣言が発令され、さすがに来店される方は減りましたね。整備のオーダーは多くいただいていますが、車両販売は止まった感じなので、今のうちにやりたかったデモカーS2000のリフレッシュ&チューニングを進めます。今回はSPOONのプロペラシャフトの装着とRG-Oさんにオーダーして組み込んでもらったOG技研製のLSD装着です。RG-Oオリジナルの4.444ファイナルギアも組み合わせて納品してもらいました。これらのパーツは昨年の12月には納品されていたのですが、忙しすぎて全く手がつかずだったので、今の内にと言う感じですね。
作業はチーフメカニックのムラマツです。
S2000(AP1)プロペラシャフトとデフ交換
今回装着するパーツはこちらです。SPOONプロペラシャフトにトラストの大容量デフケースにRG-OオリジナルLSD&4.444ファイナル。SPOONのパーツはどれもナンバリングされています。そして、これでクラッチ、ミッション、プロペラシャフト、ドライブシャフトと全てSPOON製になりました。安心の駆動系リフレッシュ&チューンです。デフは元々トラストの大容量デフケースにSEEKERさんセッティングのクスコLSDを装着していました。こちらは一度オーバーホールに出そうと思い、今回装着するLSDにも新たにトラストの大容量デフケースを用意してLSDを組み込んでもらいました。では、早速取り外していきます。まずはマフラーが邪魔なので取り外します。ASMのボディ補強パーツもデフの取り外しの邪魔になるので取り外します。続いてプロペラシャフトです。ミッション側とデフ側のボルトを緩めて取り外します。このボルト、六角タイプのボルトでかなりなめやすいです。なので再利用はしないで新品のボルトを準備しておきました。こんな感じでプロペラシャフトが取り外せました。9万kmほど使ってきたプロペラシャフトは若干のガタが出ていましたね。続いてデフです。ドライブシャフトとデフを切り離し、前側のマウントを緩めます。ミッションジャッキでデフケースを支えて、前後のデフマウントを取り外します。ゆっくりと二人がかりでデフを下ろします。こんな感じでデフがおりました。マウント類を新しいデフに移植します。マウント類を移植したら逆の手順で載せていきます。載せるときも落ちないように二人がかりで作業します。デフマウントを締め付けてデフを固定します。この時に一つ謎の異音が解決しました。左リアから発進時になんとも言えない乾いた音がしていたのですが、左側後ろのデフマウントカラーのガタが原因でした。締め付けても隙間ができてカタコトなる感じだったので、取り急ぎワッシャーを噛ませて隙間を埋めて固定しました。後の試乗で異音がなくなったことが確認できたので原因はここで間違い無いですね。半年ほど悩まされた異音の原因が特定できて良かったです。
さて、作業はこんな感じでドライブシャフトとも接続してあとはプロペラシャフトを取り付けるのみになりました。SPOONプロペラシャフトの取り付けです。ボルトを新品にしているので、固定もしっかりとできます。こんな感じでSPOONプロペラシャフトの取り付け完了です。デフと合わせてリフレッシュされました。最後にデフオイルを入れて終了です。ここからデフの慣らしでまずは500km走りオイル交換して、1000km走ってオイル交換という流れです。がしかし、新型コロナで自粛しないとなので慣らしは当面お預けですね〜。今は慣らしがされていないので、バキバキが半端ないです。
デモカーS2000の今後のチューニング予定
ピット作業に余裕が出ている今の内にということで、残っているやりたい作業を5月中に終わらせる予定です。今のところは以下のメニューを実施予定です。
・AP1前期のリアスタビライザーへ交換(戻し)
・リアブレーキキャリパーのOH
・フロントロアアームブッシュをSPOONブッシュに打ち替え
・CSOステアリングラックリジッドカラーの取り付け
・CSOダイレクトステアリングカラーの取り付け
・CSO、TRDドアスタビライザーの取り付け
・CSOブリーザー水路変更キットの取り付け
・CSOインマニ断熱ガスケットの取り付け
・前後キャンバーとトーの調整(キャンバーを起こす方向にセット)
ではまた作業報告はブログにてしていきます〜。お楽しみに♪
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