街乗りからサーキットまで、懐の深いS2000の中古車が入庫！
こんにちは。HMR HONDA Sportsのイシケンです。今回ご紹介する入庫車両は、ホンダの2シーターリアルオープンスポーツS2000。HMR HONDA SportsのデモカーでもあるS2000にも引けをとらないかっこよさです。H13年式（2001年）の120系になるので、中期と呼ばれるモデルになります。中期モデルからガラス幌に変わっています。グレードはベースモデルとなります。走行距離は66,500kmなので、この先も長く乗れる1台です。シフトはもちろん6速MT。S2000のミッションはショートストロークのため、ドライブしていると普段乗りからとてもレーシーな気分を味わえます。気になる修復歴については、「なし」の中古車となります！！車検は現在付いていないので、点検整備を実施後に車検を2年付けてのご納車となります。社外品パーツが多数装着されており、どのパーツも有名メーカーのものばかり。サーキット走行も対応するレベルのパーツが装着されています。
さて、S2000と言えば、ホンダ誕生50周年記念として発売されたスポーツカーです。後輪駆動（FR）で前後重量バランスは50：50という理想のレイアウト。オープンカーでありながらも、ハイXボーンフレームを採用することにより、クローズドボディ以上のボディ剛性を手に入れたモデルです。搭載されるエンジンは、2000ccのF20C。なんと最高回転数は9,000回転。エンジン屋のホンダが市販車に超高回転エンジンを搭載してきたということで、発売当初から絶大な人気を誇った車です。最高出力250PS、最大トルク22.2kg・mを誇る自然吸気VTECエンジンになります。燃費はとても良いエンジンで、カタログ値でリッター12.0kmとなります。唯一の不満点と言えば室内がとても狭いこと。荷物をおけるスペースどころか、身長が高い人や身体の大きい方は乗り降りも大変な車です。
HKSマフラー、RYAS製C345 18AW、クスコLSDにレカロSR6と社外パーツ満載！！
このS2000、イシケンとしてはサーキットをガンガンと走ってもらいたい仕様です。安物パーツをゴテゴテとつけたような車ではありません。本物が付いています！写真でお伝えすることはできませんが、駆動系ではサーキットに必須のクスコLSD（1.5WAY）が装着されています。乗った感じではイニシャルトルク高めです。そして車高調。HKSハイパーマックスⅢスポーツ車高調が装着されています。減衰力は前後30段調整の全長調整式。ピロアッパーマウント付きとなります。続いて、エンジンルームを開けると見えてくるのがSPOON製カーボンインテーク。フロントバンパーまでダクトが伸びるSPOON製のインテークダクトは、フレッシュエアーを取り込むために最適なレイアウトとなっています。
ボックスで隠れていますが、エアクリーナーはK&Nエアクリ製となります。そして冷却系では、アルミ２層式ラジエータが装着されています。S2000は水温に厳しい車です。サーキットを走ると冬場でもすぐに100℃近くにまで達してしまうので、アルミ2層ラジエターは必需品です。※ヘッドカバーはブルーになっていますが、エンジン内部のチューニングはしていません。
実は、イシケンがこの車で一番気に入っているポイントはマフラーです。HKSスーパーサウンドマスターマフラーが装着されているのですが、このマフラーとてもマイルドな音質なのです。S2000はこもり音がすごいため、室内は耳をつくような低音がずっと響いています。これが長距離ドライブではとても疲れます。特に高速道路は最悪です。それが、このHKSスーパーサウンドマスターマフラーではこもり音がしないのです。独特なレイアウトのこのマフラーは、街乗りでは音量を抑えつつも、高回転に回すと心地よい音を奏でるマフラー。新品の値段はなんと「¥203,040」！！！はじめから装着されているのはうれしいパーツですね。
ホイールは、軽量高剛性のRAYS製（レイズ）ボルクレーシングC34518インチアルミです。見た目もスタイリッシュですよね！！速い車は足元がおしゃれなのです！
この車で一番目立つのがエアロパーツ。どれもサーキットで活きる本格的なパーツばかりです。フロントバンパーこそ純正にオプションのModuloリップですが、ディフェンドレーシングのスティングレイカーボンカナードが装着されています。これだけでもフロントのダウンフォースがかなりありそうですね。
そして、リアにはVOLTEX製のGTウイング。
リアバンパーは純正加工のダクト付きタイプ。ここにダクトがあることによって、リアバンパー内にたまる空気がキレイに抜けていくため、フロア下の流速が早くなりダウンフォースが発生します。見た目だけかのようでしっかりと効果のあるチューニングなのです。
幌を閉じるとこんな感じになります。
幌の状態も良好で、破れやキレなどはありません。もちろん開閉も問題なし！！※動画でも幌の開閉を撮影しています。下の方の動画でご確認ください。
レカロSR6シート、PIVOT水温計、HKSサーキットアタックカウンターと室内もレーシー！！
このS2000は室内もレーシーです。ただ、よくあるような内装ドンガラという仕様ではありません。イシケンもそれは好きではないので、そんなS2000は仕入れません。何がレーシーかって、普段乗りもこなしながらもサーキットが似合う仕様という内装です。まずはシート。レカロのSR6が両脚入っています。
フルバケットシートではないので、本格的にサーキットで使うと役不足になってしまいますが、ホールド性が高くてクッションの厚みもあるというのがこのシートの良いところです。街乗りからたまにサーキットという方には最適なシートです。そして、ステアリングはMOMO製のRACE。ノーマルではかっこ悪いので、ステアリング交換は必須です！！ステアリングボスはワークスベルの脱着式が付いています。
電装系パーツは必要なものだけを最低限に！それがこの車からも感じます。シートに座ってまず目に入るのは、PIVOTのデジタル水温計とHKSサーキットアタックカウンター。そして、ユピテルのレーダー探知機です。
快適装備も忘れていないのがこのS2000。オーディオには、ケンウッドオーディオを装着し、純正ナビの枠にはカロッツェリアポータブルナビが装着されています。
そして、フロアマットはブルーチェックのカロマット！！
もちろんETCも装着されています。センターのボックス内にキレイにセットされているので、幌車のS2000でもETC刺しっぱなしOK！！
このS2000を動画でチェック！！
さて、ここまで紹介したS2000ですが、画像で見てもらって良さは伝わっているかと思います。その良さを動画でもご確認してください！！
画像ギャラリー
HMR HONDA SportsデモカーS2000との2ショット
◼︎基本情報
| メーカー | ホンダ（HONDA） |
| グレード | ベースグレード |
| 年式 | 2001（平成13年） |
| 型式 | LA-AP1 |
| 排気量 | 2000cc |
| シフト | フロア6速 |
| 車検期限 | 受け渡し |
| 車体番号下3桁 | 354 |
| 走行距離 | 66,500Km |
| 車体色 | シルバー系 |
| 修復歴 | なし |
| 整備記録簿 | あり |
| 車検（法定）整備 | あり（費用別） |
| 保証 | あり（3ヶ月3,000km） |
| 外装評価 | ★★★★☆ |
| 内装評価 | ★★★★☆ |
| 機関評価 | 正常 |
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