サーキットを安心して楽しむ為に。86(ZN6)のリアデフサイドオイルシール交換とCUSCOペダルカバー取り付け作業を行いました
8&B HMR(エイトアンドビーエイチエムアール)の栗原です。今回は、86(ZN6)をお乗りになっているお客様からサーキット走行を始めてから「ヒール・トゥがしづらいのでアクセルペダルの位置を変えることができないか?」というご依頼と6ヶ月点検の際に見つかったリアデフサイドシールのオイル滲み。86/BRZでは比較的ポピュラーな修理箇所の一つです。
86(ZN6)のリアデフサイドオイルシール交換
まず6ヶ月点検で発見されたリアデフシールのオイル滲みの原因となっているシールを交換していきます。クルマをリフトアップしてリアデフを取り外していきます。写真真ん中あたりにオイル滲みの証拠であるテカりが確認できますね。デフオイルを抜き、専用の台で支えながら慎重にドライブシャフトを抜いてリアデフを降ろしていきます。 取り外してみるとオイル滲みの経路が一目瞭然です。専用の工具を使ってオイルシールを取り外します。新しいオイルシールに交換していきます。交換自体は簡単ですが、リアデフを降ろさないといけないのでどうしても手間がかかってしまいますね。組み直したら再び車体に装着して新しいデフオイルWAKO’S WT-75 75W-90を入れて作業は完了です。リアデフからのオイル漏れは放置してしまうと中のオイルがどんどん減ってしまい、最悪デフブローにつながる可能性があります。86/BRZも初期モデルでは販売から10年近く経ちオイル漏れしている車両も増えてきました。デフブローしてしまうと高額の修理費用になりますから、たまに下廻りをチェックしておきたいですね。
86(ZN6)のCUSCOペダルカバー取り付け
次にペダルカバーを取り付けていきます。こちらは作業前のペダルです。アクセルペダルがかなり高い位置にあるのがわかります。今回装着するのは、CUSCOのスポーツアクセルペダルです。ノーマルペダルと比較すると一回り大きくなっていますね。ヒール・トゥをする際にかかとが乗せやすいようにペダル左下が広がってるのが特徴です。 付属のボルトで挟み付けていきます。 最初の状態と比較するとアクセルペダルが下側に延長され見るからにしてヒール・トゥやりやすくなったように見えます!作業は以上となります。リアデフシールの交換もしたことでより安心してサーキット走行に臨めるようになりました。E様、この度は作業のご依頼ありがとうございました。
今回の作業費用ですが
リアデフオイルシール交換(工賃含):17,000円
アクセルペダルカバー取り付け(工賃含):9,100円
合計税込で28,710円でした。