4WD&ターボで楽々ドライブ♪レガシィB4の納車前整備を行いました。
8&B HMR(エイトアンドビーエイチエムアール)のメカニックのモリヤマです。今回はのレガシィB4(BL5)の納車前整備を行いました。マッキントッシュオーディオにビルシュタインサスペンションを装着したスバルを代表するセダンですね♪
レガシィB4(BL5)納車前整備
まずはエンジンルームの点検から始めます。エアクリーナーの点検です。次に補機ベルトの点検です。ベルトの張りやひび割れなどの劣化がないかどうか確認します。ベルトは劣化してくるとキュルキュルと音が鳴ることもあるので、症状が出ている場合は早めの交換がおススメです!ブレーキマスターの点検です。ブレーキフルードの漏れもなく正常です。バッテリーの点検です。端子の緩みや固定がしっかりしているか確認します。ラジエターの点検です。アッパータンクにヒビがないか、カシメ部から漏れがないかなどをチェックします。ラジエターホースの点検です。ラジエター廻りのトラブルはオーバーヒートにより走行不能となってしまうので、念入りにチェックします!エアフローチューブの点検です。画像中央の蛇腹部分やホースバンドの継手、センサー部分の分岐などに亀裂が入りやすいので注意が必要です。亀裂が入るとそこから空気を吸入してしまい、エンジン不調や燃費の悪化などの症状が出ることも・・・エンジンルームの点検の次はブレーキの点検です。ピストンブーツの劣化もなく、ピストンの動きもスムーズで良好です♪リアブレーキの点検です。こちらも良好な状態です。エンジンオイルを交換します。結構汚れていますね。良好なコンディションを保つためにも半年もしくは3000キロどちらか早い方での交換がベストですね。フロントデフオイルを交換します。デフオイルは少ない量で循環しているオイルの為、こちらも1年に1回は交換したいですね!リアデフオイルを交換します。こちらもフロントデフと同じく1年に1回はオイル交換したいですね。車両を下ろしてエンジンオイルを入れます。オイルはワコーズのプロステージSを使用しています!冷却水も交換します。リアデフオイルは車両下から交換できますが、フロントデフオイルはエンジンルームのレベルゲージの穴から注入します。硬いオイルなので結構時間かかります。。。
レガシィB4(BL5)フロントブレーキパッド&ブレーキローター交換
こちらの車両ではジャダーと呼ばれるブレーキング時の振動が発生していたので特殊工具にてブレーキローターを測定し、基準値を超える湾曲が発生していたので交換となります。ブレーキを踏んだ時にハンドルに振動がブルブルと伝わってくる非常に不快な現象です。新品のブレーキローターは錆一つなくキレイですね!ジャダーが発生したブレーキローターは錆や摩耗で内側が段付き状態になっています。ブレーキパッドも交換します。ブレーキは車の走る、曲がる、止まるを支える重要な部品なのでしっかりメンテナンスすることで安心して走行できますね♪ブレーキローターは湾曲はもちろん、錆が酷い場合でも制動力が弱くなってしまうので交換をおススメします。
レガシィB4(BL5)ステアリングラックブーツ交換
ステアリングラックブーツが破れてしまっていたので、こちらを新品に交換します!このブーツはラックエンドと呼ばれる部品を保護するもので、ブーツが破けてしまうと中にゴミや水が浸入して錆が発生します。そうするとラックエンドのジョイント部が傷んでしまう為、走行中の異音や最悪ジョイント部の破損により事故につながることもあります。ブーツを交換するためにタイロッドエンドを外します。タイロッドエンド~ラックエンド~ステアリングラックといった順に部品があり、ハンドル操作に応じてタイヤを左右にきる役割をしています。タイロッドエンドを外せば、あとはスポっと抜くだけです♪ジョイント部に新しいグリスを塗布して、新品のブーツを取り付けます!ブーツの破けは小さなトラブルですが、放置すると出費の大きい故障になることも。しっかりメンテナンスして良好な状態を維持したいですね!
レガシィB4(BL5)タイヤ交換
最後に溝がなくなってしまっているタイヤを交換します。タイヤにはヒビも入っています。タイヤは走行していると路面との摩擦熱で膨張するため、ヒビや亀裂からバーストしてしまうことあります。さらに減ってしまったタイヤはロードノイズも大きくなり、雨が降ればグリップも悪くなるのでスリップしやすくなるなどデメリットだらけです。。。エアバルブはタイヤをホイールから外したこのタイミングでしか交換できないので、マストで交換ですね♪最後にホイールバランスをとって作業は終了です。N様ご成約ありがとうございました!