WRブルーにゴールドホイール!スバルらしさ全開のインプレッサWRX STIの納車前整備を行いました。
8&B HMR(エイトアンドビーエイチエムアール)のメカニックのモリヤマです。今回はインプレッサWRX STIの納車前整備を行いました。WRブルーにエンケイのゴールドホイールを装着したスバルらしい一台です♪
インプレッサWRX STI(GDB)納車前整備
まずはエンジンルームの点検からしていきます。エアクリーナーは問題なしですね。汚れの溜まったエアクリーナーは吸入空気の妨げになるため燃費の悪化やエンジンの不調につながることもあります。交換時期、もしくは汚れが酷い場合は交換することをおススメします。次にスパークプラグの点検です。こちらも電極の異常な摩耗もなく良好ですね。続いて補機ベルトの点検ですこちらも劣化もなく、張りも問題なしです。インテークパイプの点検です。蛇腹部分やホースの分岐などから劣化して割れてくる場合が多いので注意が必要です。こちらも良好ですね。ラジエターホースの点検です。漏れや劣化もなく良好ですね。バッテリーの点検です。端子が緩んでいないか、しっかり固定されているか点検します。端子が緩んでいたり、固定が緩かったりすると走行中の振動でずれてしまい、最悪の場合はショートして車両火災になることも・・・ブレーキマスターの液漏れを点検します。ブレーキフルードの減っていませんし漏れ跡もないので良好です。クラッチマスターも同じように点検します。こちらも良好ですね。次に車両をリフトアップしてハブベアリングの点検をします。今回は左フロントのハブベアリングにガタが見つかりました。こちらは後日交換となります。次にエンジンオイルを交換します。汚れていますね。WRX STIなどのターボ装着車ではエンジンへの負担も大きくなるため、3ヶ月、3000キロどちらか早いほうでの交換をおススメします。オイルフィルターも交換します。こちらはエンジンオイル交換2回に1回の交換がベストですね。8&Bの納車前整備では全車交換しております!トランスミッションオイルを交換します。こちらはキレイな状態ですが、ご納車に合わせてリフレッシュします♪新しいトランスミッション、フロントデフオイルを入れます。新しいエンジンオイルを入れます。オイルはワコーズのプロステージSです。
インプレッサWRX STI(GDB)フロントハブベアリング交換
後日部品が届いたので、まずはガタが出ていたフロントハブベアリングを交換します。ブレーキキャリパー、ブレーキローターを外し、ロアアーム、タイロッドエンドのジョイントを外してナックルを取り出します。このタイミングでロアアームのブーツも破けているので交換します。続いて油圧プレスでナックルからハブを取り外します。ナックルのオイルシール、サークリップを取り外し、いよいよベアリングを取り外します。ガタの出ているベアリングが取り外せました。この部品はナックルに圧入されているため、油圧プレスがないと非常に大変な作業です・・・新しいベアリングを圧入していきます。油圧プレスは非常に大きな力を掛けることができる工具なので、便利な反面、部品を正しく設置させないと部品ごと破壊してしまいます。新しいベアリングの圧入が終わりました。中のカラーはハブ挿入時に一緒に外れてくれます。サークリップ、オイルシールを取り付けて、最後にハブを圧入します。新しいフロントハブ一式の完成です!次にロアボールジョイントのブーツも新品に交換します。パックリと割れてしまっています。ボールジョイントのブーツを交換して、あとは逆の手順でフロントハブを戻していけば作業は終了です。最後にブレーキフルードのエア抜きをして作業は終了です。F様ご成約ありがとうございます!