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アズライトブルー86

86/BRZのアプライドモデルF型、G型、H型は何が変更されたのか

8&B HMR(エイトアンドビーエイチエムアール)の石川です。86の後期モデルであるE型以降も着実に進化してきた86とBRZですが、2019年5月時点での現行型モデルはアプライドH型になります。E型が後期型のスタートで、その後F型G型と進化してきています。そこで、本ブログではF型とG型の変更点についてご紹介します。後期型のE型で何が変わったのかは詳細に「86後期モデルと前期モデルの比較。色々変わったけど何が変わったのか?」にてご紹介しています。

アプライドモデルF型の主な変更点

2016年7月に行われたビッグマイナーチェンジから約1年ちょっと。2017年9月に後期型としては最初の改良が行われました。E型からF型の変更点は、86はステアリングの支持剛性強化やパワーステアリングの再チューニングにより、ハンドリングのダイレクト感に磨きをかけています。また、正式にはアナウンスされていないものの、インパネ中央部分の空調ユニット貫通穴の構造補強とリアバルクヘッドまわりの板厚アップが施されています。これらは、F型から設定されたGRやSTIグレードに対応するものと思われます。これら以外にBRZは、方向指示レバーの軽い操作によってターンランプ及びメーター内表示が3回点灯する「方向指示器のワンタッチ機能」や、ヘッドランプやテールランプがリモコンキー・アクセスキーと連動して点灯する「ウェルカムライティング」の機能を追加しています。

86に追加されたGT Limited・Black Package

GT“Limited・Black Package
86にはF型からサイドミラーとリヤスポイラー、アルミホイールをブラック塗装で統一し、Brembo(ブレンボ)社製のブレーキを標準装備したGT“Limited・Black Package”が新たに設定されました。Brembo社製ブレーキは、「GT」とGT“Limited”、「G」グレードでもオプションでの装備を可能としました。また、GTとGT“Limited”のシフトノブに上質な本革を使用して質感を向上させています。ボディカラーでは、2018年2月生産分までの期間限定の新色として上部画像の「ソリッドグレー」が設定されました。

86に追加されたGR

GR86
2017年12月に追加された「GR」グレードは、GRMNで開発されたノウハウを投入したカタログモデルとして設定されました。「GR」は、「もっといいクルマづくり」を目指すGAZOO Racing Companyが、ニュルブルクリンク24時間耐久レース(ドイツ)や、全日本ラリーなどのモータースポーツ活動を通じてクルマと人を鍛え、そこで得た知見やノウハウを注ぎ開発した新しいスポーツカーシリーズです。モデル体系としては、エンジン内部にもチューニングを施した数量限定販売の「GRMN」を頂点に、GRMNのエッセンスを注ぎ込んだ量販スポーツモデルの「GR」、ミニバンなどにも設定し、気軽にスポーツドライブを楽しめる「GR SPORT」があります。

今回設定された「GR」の主な装備は以下になります。※エンジン出力・トルクについては変更ありません。

<エクステリア>
・専用フロントスポイラー+専用フロントバンパーサイドフィン(グレーメタリック塗装)
・専用サイドステップ(グレーメタリック塗装)
・専用リヤスポイラー(グレーメタリック塗装)
・専用リヤバンパーロア
・専用センターシングルエキゾーストテールパイプ
・電動格納式リモコンドアミラー(グレーメタリック塗装)
・フェンダーガーニッシュ(グレーメタリック塗装)
・専用エンブレム(フロント・サイド・リヤ)
・トヨタエンブレム(アクリル+ブラック)
・リヤフェンダーエクステンション
・専用鍛造軽量アルミホイール(RAYS製 グレーメタリック塗装 フロント:7½J リヤ:8½J)+専用センターオーナメント
・フロント:215/45R17 リヤ:235/45R17 タイヤ(ミシュランPilot Sport 4)
<インテリア>
・専用小径本革巻き3本スポークステアリングホイール(シルバーステッチ+GRエンブレム+スポーク部:ブラック加飾)
・専用レカロ製フロントシート(アルカンターラシート表皮)
・専用コンビネーションメーター(ホワイトプレートタコメーター/GRロゴ付)
・専用オープニング画面(4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ)
・専用スタートスイッチ(GRロゴ付)
・ブラック加飾(センタークラスター、サイドレジスターベゼル、ドアグリップ)
<機能面>
・専用剛性アップパーツ(フロントステアリングラックブレース、リヤサスペンションメンバーブレース)
・専用チューニングサスペンション(SACHSアブソーバー+ローダウンスプリング)(約10mmダウン)
・専用大径ベンチレーテッドディスクブレーキ(フローティング〈フロントのみ〉・ドリルドディスク)+モノブロック対向
・フロント6ポット・リヤ4ポットキャリパー(レッド塗装/GRロゴ付)

そして、2018年3月13日にトヨタ86はブライトブルーの新色を追加しました。

アズライトブルー86

BRZに追加されたSTI Sport

BRZ STI Sport
F型の発表から約1ヶ月後に新グレード「STI SPORT」が発表されました。E型で追加された「GT」を超える最上級グレードになります。このグレードはSUBARUのモータースポーツ統括会社であるスバルテクニカインターナショナル(STI)と共同開発により、「ドライバーの意のままに動くシャープなハンドリング性能に加え、優れた操縦安定性としなやかな乗り味を両立したほか、高い走行性能に相応しい、洗練された専用内外装」というコンセプトで開発されました。

足回りは、STI独自開発のフレキシブルVバーやフレキシブルドロースティフナーフロントを追加しました。STIパーツで有名な「フレキシブルVバー」は、乗り心地を犠牲にすること無く、ドライバーからの操舵入力に対する応答性能を高めるパーツです。具体的には、左右のフロントストラットからバルクヘッドをバーそれぞれにピロボールを挟み込み、ハンドリングレスポンスに必要な剛性を確保しつつ、地面からの振動を受け流す特性を持っています。これによって応答性能を高めています。フレキシブルドロースティフナーフロントは、フロントクロスメンバーとサブフレームを斜めに繋ぎ、ドライバーからの操舵入力ロスをなくしています。

専用の18インチアルミホイールと欧州のスポーツカーに採用されているハイグリップタイヤ「ミシュランパイロットスポーツ4」を装着しています。サスペンションはザックスダンパー+STI専用チューニングコイルスプリングの組み合わせです。ブレーキは「GT」と同じブレンボ製のベンチレーテッドディスクが採用されています。
エクステリア・インテリアは、ハイパフォーマンスの走りの楽しさと、上質さを両立するコンセプトでデザインされました。エクステリアは、フロントバンパーを、上級グレードに標準装備されているフォグランプをあえてレスにしたことでシャープにし、各所をブラックパーツで構成したことでスポーツカーらしさを強調しています。

インテリアは、スポーツカーらしさと上質さを両立する「STI Sport」専用のテーマカラーとして「ボルドー」でコーディネートしました。シートは、ホールド性と上質な乗り心地を提供するため本革とアルカンターラを採用しています。ドライバーの正面にあるメーター部もSTIロゴ入りの専用TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイがインストールされています。ステアリングホイールは、本革巻きで赤ステッチ、ダークキャストメタリック加飾が追加された豪華なものです。更にドアアームレスト、ショルダーも専用デザインに変更され、プレミアム性を演出しています。

■SUBARU BRZ 「STI Sport」の主な特別装備
<足回り>
・専用チューニングSACHSダンパー(ZF製)&コイルスプリング
・STI製フレキシブルVバー
・STI製フレキシブルドロースティフナーフロント
・18インチアルミホイール(ブラック塗装)
・215/40R18ハイパフォーマンスタイヤ
・Brembo製4輪ベンチレーテッドディスクブレーキ
<エクステリア>
・専用フロントバンパー
・STIエンブレム(フロント&リヤ)
・BRZエンブレム(ブラック)
・専用フロントフェンダーガーニッシュ(STIロゴ入り)
・電動格納式リモコンドアミラー(ブラックカラード)
・ブラックカラードシャークフィンアンテナ
<インテリア>
・専用アルカンターラ/本革シート(ブラック/ボルドー、フロントシートヒーター付)
・専用TFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ付メーター(STIロゴ入り)
・専用メーターバイザー(グランリュクス*5、赤ステッチ)
・専用本革巻ステアリングホイール(高触感革、赤ステッチ、ダークキャストメタリック加飾付)
・専用ドアアームレスト(ボルドー、赤ステッチ)
・専用ショルダーパッド(グランリュクス*5、赤ステッチ)
・ピアノブラック調加飾(エアコンスイッチパネル、パワーウインドゥスイッチパネル)
・STIロゴ入りステンレス製サイドシルプレート

アプライドモデルG型の主な変更点

2018年9月に「G」型が登場しました。86は特に変更点はなく、新たにATモデルのGRである「GR SPORT」が追加設定されました。また、GR専用装備のうち、エアロパーツやボディ補強パーツなどをGTグレードにオプション設定可能となりました。一方のBRZは、リヤホイールアーチ内に新たにフィンが設けられました。このパーツは、タイヤ表面で乱された気流と、ボディ側面を流れる気流を分断することで、車両後部の乱流を抑制し安定性向上を図っています。足回りは接地性とコントロール性を高めたセッティングが行われ、操作性が向上しています。これに合わせてVDCのプログラムも変更が加えられています。
ワンメイクレースといったサーキット走行を前提で販売されている「RA Racing」独自の改良として新たな安全基準を満たすロールケージと4点式シートベルトも装着されました。

86に追加されたGR Sport

2018年7月に「GR Sport」グレードが設定されました。MTモデルのみであった「GR」にATモデルである「GR Sport」がカタログラインナップに加わったのです。GR用のスポイラーやメーターなどを装着したほか、リアのサスペンションメンバーにブレースを追加して剛性を強化しています。ボディーカラーは「クリスタルホワイトパール」「クリスタルブラックシリカ」「ピュアレッド」の全3色展開。
GR Sport
GR Sportの主な装備は以下になります。

<エクステリア>
・専用フロントスポイラー(アンダーリップ無)+専用フロントバンパーサイドフィン
・専用サイドステップ(グレーメタリック塗装)
・専用リヤスポイラー(グレーメタリック塗装)
・フェンダーガーニッシュ(グレーメタリック塗装)
・トヨタエンブレム(アクリル+ブラック)
<インテリア>
・専用小径本革巻き3本スポークステアリングホイール(シルバーステッチ+GRエンブレム+スポーク部 : ブラック加飾)
・専用コンビネーションメーター(ホワイトプレートタコメーター/GRロゴ付)
・専用オープニング画面(4.2インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイ)
・専用スタートスイッチ(GRロゴ付)
・ブラック加飾(センタークラスター、サイドレジスターベゼル、ドアグリップ)
・電動格納式リモコンドアミラー(グレーメタリック塗装)
<機能面>
・brembo製17インチ対向フロント4ポッド・リヤ2ポッドベンチレーテッドディスクブレーキ
・17×7 1/2J brembo専用アルミホイール(ブラック塗装/215/45R17 87Wタイヤ)
・SACHSアブソーバー
・リヤサスペンションメンバーブレース

アプライドモデルH型の主な変更点

2019年4月、H型(本執筆時点での現行モデル)が発表されました。86、BRZともに大きな変更点はなく、それぞれボディカラーについて「ダークグレーメタリック」を新色の「マグネタイトグレーメタリック」へ変更されました。また、「内部突起法規」対応のため、パーキングブレーキレバーにインナーカバーを追加した他、BRZはナビのブランクパネルが全車標準装備となりました。

限定受注モデル「GT“British Green Limited”(ブリティッシュグリーンリミテッド)」

86については、2019年2月12日から2019年5月31日までの限定受注で、GT“British Green Limited”(ブリティッシュグリーンリミテッド)を設定しました。(実際の発売は2019年7月以降)

GT“British Green Limited”(ブリティッシュグリーンリミテッド)

GTグレードをベースにしたモデルで、外装色は深みのあるブリティッシュグリーンの特別限定カラーです。これまで86は若者に人気な鮮やかなカラーリングを限定モデルで投入することが多かったですが、今回は年配の人にとって魅力的なカラーリングが設定されました。そして内装では、ベージュタイプの本革×アルカンターラ表皮のシートを採用。運転席・助手席にはシートヒーターが標準装備されました。また、インストルメントパネルオーナメント[タン刺繍入り]・メーターバイザー表皮巻き・ドアトリムオーナメント[ショルダーパッド部]には、上質かつ外光の反射も抑える、スエード調の人工皮革グランリュクス巻きが施されました。ステアリングホイール・シフトブーツ・パーキングブレーキレバー&ブーツにはタンステッチが施され、シフトベゼル・ステアリングベゼル・レジスターリング・センタークラスター・ドアグリップにはキャストブラック塗装が施されました。

また、「ハイパフォーマンスパッケージ」として、フロント対向4ポット、リヤ対向2ポットのブレンボキャリパー、専用ゴールド塗装が施された17インチアルミホイール、SACHSショックアブソーバー、GTリミテッドと同形状のリアスポイラー、フロアアンダーカバー(フロア下・タンク下)をオプション設定としました。

 

まとめ

アプライドモデルF型とG型、そして現行型のH型ではそこまで大幅な変更というのはされておらず、塾生の域に達してきた感じがします。86/BRZのモデルチェンジも噂されるようになり、小変更がモデルチェンジまでにいくつか行われて現行型86は販売を終えるのでしょうか。時期型の86/BRZも楽しみですが、この熟成の域に達してきた86/BRZが今後どのような変更が行われるのかも楽しみですね。




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