更新日時:2023/06/30
HMR(エイチエムアール)のイシケンです。S2000に前後2カメラのドラレコを取付けしました。これだけ書くと普通のことのようですが、幌車のS2000はリアカメラをつけるのに多くの場合リアナンバー周辺にカメラを設置して、デジタルインナーミラー兼ドラレコという感じにする方が多いです。この場合、画角が下の方のアングルになるためドラレコとして録画してほしい広さと角度を考えると少し物足りない感じでした。
そこで、今回は通常の車と同じように室内にカメラを設置して広範囲に録画できるようにするためのあるパーツを使ってリアカメラを装着してみたので、その取付けの様子をご紹介します。作業はメカニックの邑松です。
今回はお客様のご要望でドラレコとレーダー探知機、そして2DINモニターの取付をご依頼いただきました。2DINモニター取付けは今回のブログでは紹介を省いてご紹介していきます。今回取付けするドラレコとレーダー探知機はこちらです。セルスターのCS-52FRWという前後2カメラタイプのドラレコになります。これをビートソニックから発売されているND型ロードスター用の後方撮影用スタンドを使ってS2000にリアカメラを取付けするという作業です。イメージ的にはこんな感じになります。純正のロールバーカバーに装着するイメージです。ただ、このまま装着しようとするとロードスター用なのでステーの角度が合わないです。そこで、その隙間を埋めるためのパーツをワンオフで追加します。ホームセンターで買ってきたクッション材みたいなものを挟みます。仮当てしてみます。ここからS2000のロールバーカバーの角度に合わせてステーを微調整です。こんな微調整を繰り返すこと30分ほど。こんな感じでピッタリと装着する角度に修正が出来ました。両面テープでこちらの台座は装着するので、装着前にしっかりと脱脂します。そして装着! 隙間なく綺麗に装着が出来ました。カメラの角度も水平になるようにステーを装着しています。後は通常のドラレコ取付けという感じで、配線を処理していきます。 フロントのドラレコはこんな感じです。そして、セルスターのレーダー探知機にドラレコ画像が映し出させる仕様となっていて、レーダー探知機は運転席から見やすく視界の邪魔にならないこの位置に設置しました。通電確認もOKです。最後に配線類を綺麗にまとめて作業は完了です。リアのカメラはこんな感じで取付けできました。幌を閉めた状態で後ろから見るとこんな感じです。運転している時にミラーから見える視界に邪魔にならない位置で、後方を幅広く撮影できるジャストなポイントで取付けが出来ました。実際に映っている画角や作業風景はyoutubeでも公開しているので、気にある方はぜひそちらでもご確認ください。
■今回の作業にかかった費用
部品代(ドラレコ込み):68,200円(税込)
工賃:17,820円(税込)