更新日時:2023/07/05
HMR(エイチエムアール)のイシケンです。ついに新型マシンのGR86レースカーのボディが完成しました。ホワイトボディが納品されたのが2月。そこから製作することやく4か月でボディが完成しました。途中燃料タンクの待ちで約1カ月以上予定より時間がかかってしまいましたが、無事完成です。今回は完成して納品されたそんなボディをご紹介します。
今回、ボディの製作はG-eyesの小檜さんに依頼して製作してもらい、その後の塗装は松本板金さん(GT300クラスのRE雨宮RX-7のドライバーだった松本晴彦さんの会社)にて進めてもらいました。塗装は必要最低限の塗装だけ施してもらい、出来る限り重量が増えないようにしてもらいました。外販部品はサフェーサー仕上げにとどめてあり、ボディの塗装は最低限の錆止め塗装とシーリングのみという感じです。塗装のカラーは現在のマシンであるZN6型と同じグレーにしてもらいました。渋くてカッコいいですよね。
こんな感じで最低限の塗装でも塗料で約6kgほどは使ったとのことでしたので、ホワイトボディから作らない場合はそもそもの塗装重量でハンデを背負うことになってしまいますね。
塗装が終わりいよいよ納品です。とりあえず動かせるように足回りをつけただけのため、曲げるのもホイールをグイグイと曲げて皆で押してピットへと搬入しました。純正の足にサフェーサー仕上げのボディ。ガラスもなくスッカスカのボディを見ていると、傍から見たら廃車前のクルマですね(笑)
でも、中を見たらわかる人にはわかる!!このかっこいいレーシングな感じ!
エンジンルーム内もスポット増しがされて綺麗に塗装されました♪
給油タンクはレギュレーションに合わせて少し修正をしてもらいましたが、うまく完成しました。さて、これでボディが出来上がったので、ここから走るための必要最低限のパーツだけ取付けをしていきます。N1なので基本的にはノーマル部品を移植していく感じですけど、こんな感じでドンガラ状態なのでボルト一本一本から組み付けて行くという感じです。うちのメカニックはレーシングカーゼロから作ったことは1度もないので、どのくらい走るまでに時間がかかるのかわかりませんが、これがレースに出る目的であるメカニックの育成の一つです。今年はレースに出場しながら次期マシンを作り上げるという経験をメカニック達にはしてもらいます。
では、次は製作に入っているところをお届けしたいと思います。ではでは~