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更新日時:2022/11/25

ワーク17AW フジツボマフラー 社外エキマニ装着のS2000(AP1) 納車前点検整備を行いました


HMR(エイチエムアール)の柏崎です。今回はワーク17AW フジツボマフラー 社外エキマニ装着のS2000(AP1) 納車前点検整備を行いました。作業担当はメカニックの渡辺です。

S2000(AP1)の納車前点検

まずはエンジンルームから見ていきます。

バッテリーテスターで健全性を見てみます。健全性でバッテリーの劣化具合がわかりますがテスト結果は良好でした。インテークホースを見てみます。高回転高出力と高度に設計されたS2000のエンジン性能を発揮させるには、インテークホースに亀裂があるとエンジン不調の原因となります。インテークホースに割れや大きなヒビはありませんでした。定期的な点検をおススメいたします。つづいてエアクリーナーを見てみます。問題ありませんでした。エアクリーナーが汚れているとエンジン本来の性能を発揮できなくなります。破損していると異物を吸い込んでエンジンが不調を起こす場合があります。定期的に確認することをおススメします。ラジエター廻りを見ていきます。ラジエーターホースの状態は良好です。ラジエタークーラント液はエンジンを冷却する役割があります。液漏れでクーラント液が不足するとオーバーヒートを起こします。クーラント液の量はよく点検しましょう。ラジエタータンク上部の表面に経年劣化による細かいヒビ見られます。割れてしまうと中のクーラント液が漏れだしてしまいます。現時点では問題ございませんが今後交換することをおススメいたします。補機ベルトとオートテンショナーの確認します。ベルトの張り具合や劣化、プーリーから異音がないかを確認しましたが問題ありません。ベルトが切れると発電やクーラントの循環ができなくなり走行不能になる可能性があります。定期的な点検をおススメいたします。スパークプラグを見ていきます。4本とも問題ありませんでした。電極が摩耗したり汚れているとエンジン不調の原因となります。エンジンの調子が悪い時にまず疑う場所の一つです。つづいてリフトアップしてタイヤを動かしてガタつきや回転具合を見ていきます。特に問題ありませんでした。ハブベアリングおよびナックル、ボールジョイントに問題があるとガタつきやベアリングがへたっているとスムーズに回転しなくなります。そのまま走行続けるとベアリングが焼き付いて走行できなくなります。走行中に異音やハンドルがガタついたりした場合には当店に早めにご相談ください。タイヤを外してブーツ・ブッシュの状態を見ていきます。オプションモデューロダンパーが装着されていますね。ブーツが切れていると中に封入されているグリスが漏れてボールジョイントがスムーズに動かなくなります。ブッシュが劣化するとサスペンションが正常な動作をしなくなり乗り心地の悪化などの原因となります。S2000のクイックな運動性能を発揮するためにも良い状態を維持したい部分です。点検の結果はリアスタビライザーリンクとロアアームブッシュが劣化してヒビが入っていました。現時点では問題ございませんが、スタビライザーリンクのブーツが切れると車検に通らなくなります。また、ロアアームブッシュの劣化が進行するとロアアームを正しく保持できなくなります。今後リフレッシュすることをおススメします。つづいてブレーキ廻りを確認します。ブレーキキャリパーやピストン&シールの状態しましたがピストンに錆もなくシールの状態も問題ありません。ブレーキパッドを見ていきます。新品パッドの厚みはおおよそ10mmですがフロント8mm・リア7mm残っていました。しばらく交換の必要はないですね。外したタイヤの溝残量を見ていきます。溝の深さが1.6mmを下回ると要交換となりますがフロント4mm・リア4mm残っていましたのでしばらくは問題ないですね。タイヤに空気を充填します。タイヤのエアは自然に抜けていきます。空気圧が不足したまま走行するとタイヤがホイールから外れたり、バーストする危険があります。ガソリンスタンドなどで簡単に入れられますので月に一度程度は確認しましょう。応急用タイヤも忘れずに確認します。つづいて下廻りを確認します。フジツボマフラーが装着されていますね。問題となるような腐食や破損部分はありません。点検は終了です。

S2000(AP1)の油脂類・部品交換

HMRでは納車前整備でエンジンオイル・オイルフィルター・ブレーキフルード・ミッションオイル・デフオイル・ラジエタークーラント液を新品交換しています。油脂類がリフレッシュされていれば納車してすぐのドライブも安心して楽しめますね。エンジンオイルはエンジン内部の潤滑・洗浄・冷却・防錆の役割があります。劣化したエンジンオイルは性能を発揮できずエンジンを痛める原因になります。またエンジンオイルは酸化し劣化しますので走行5,000kmまたは半年での交換をおススメします。エンジンオイルを抜いていきます。オイルフィルターも交換します。オイル内の不純物を除去するフィルターです。不純物が溜まりフィルターが目詰まりすると不純物の混じったオイルのままエンジン内を循環してエンジンにダメージを与えます。オイル交換2回に1回のサイクルでフィルターも交換することおススメいたします。ミッションオイルを抜いていきます。厳しい状態にさらされるトランスミッションギアを保護するオイルです。保護性能が劣化したオイルを使用するとギアを痛めてしまいます。エンジンオイル交換2回に1回のサイクルでミッションオイルも交換することをおススメいたします。デフオイルを抜いていきます。デフオイルはデファレンシャルギヤを保護するオイルです。エンジンオイル交換2回に1回のサイクルでの交換をおススメします。ギア同士の摩耗で発生した鉄粉です。オイルの保護性能がしっかりしていれば鉄粉は少なくなります。クーラント液を抜いていきます。新しいデフオイルMOTUL GEAR 75W-90を入れていきます。新しいミッションオイルHonda純正MTF-3を入れていきます。新しいオイルフィルターを取付してエンジンオイル WAKO’S PROSTAGE-S 10w-40を入れていきます。新しいクーラント液を入れてエア抜きを行います。新しいブレーキフルードに入れ替えします。ブレーキフルードはDOT4を入れます。次は部品を交換していきます。消耗していたワイパーラバーを新しいものに交換しました。ルームランプ不灯修理を行います。S2000はルームランプの接点不良がよくあるトラブルです。分解して接点を磨いておきます。

S2000(AP1)の部品取付け

HMRではお客様からご注文いただいてドライブレコーダーなどの部品取付も承っています。今回はドライブレコーダー・GPSレーダー・後期モデルのヘッドライトユニットの取付を行いました。ドライブレコーダーはKENWOOD DRV-CW560、GPSレーダーはユピテル LS100を取付ていきます。シガーソケット電源ですが、S2000唯一のシガーソケットを埋めてしまうと不便ですので電源を増設して取付します。レーダー取り付けました。ドライブレコーダー取付ました。こちらのS2000は前期モデルですが後期モデルのヘッドライトに交換していきます。フロントバンパーを取り外します。ヘッドライトユニットを取り外します。上が取り外した前期モデルのヘッドライトで下が取付する後期モデルのヘッドライトです。
顔つきが変わりましたね。以上で作業完了です。Y様、この度はS2000(AP1)ご契約ありがとうございました。Hondaが誇るリアルオープンスポーツのドライブを楽しんでください。

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