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ミニの壮大なラリーの歴史について

HOT Hatch HMR(ホットハッチ エイチエムアール)のヤナギです。前回ミニチャレンジについて触れました。今回はジャンルが違う、ラリーについて触れていこうかと思います♪私自身ラリーについて詳しくなく、いろいろ調べてなるほど!と思ったことがたくさんありました。ではミニのラリーでの歴史を少し触れていきたいと思います♪

当時クラシックMINIを生産していたBMCが1960年からワークス体制を組んで参戦しました。当初はベーシックなMk-1での参戦でした。1962年からは車両がMINIクーパーになり、好成績を収めるようになりました。そして1963年によりパワフルなエンジンと大型のディスクブレーキを搭載したクーパーSがデビュー、1964年のラリー・モンテカルロに参戦することになります。ラリー・モンテカルロはF1のモナコグランプリでも有名な地中海のリゾート都市モナコをスタート・ゴールとする伝統あるラリー競技です。その始まりは1911年と言われかなりの歴史があります。現在はWRCの開幕戦として開催されています。ラリー・モンテカルロに初参戦したクーパーSは、並み居る強者を押さえデビュー戦にも関わらず1位でゴールし、周囲を驚かせました。1968年の大会でポルシェに1.2フィニッシュを決められてこの大会を最後にBMCワークスはラリー・モンテカルロから撤退しました。その後、MINIがラリー復活への舞台として選んだのは世界で一番過酷と呼ばれるダカールラリーです。かつてはフランスのパリを起点にアフリカのダカールをゴールにしていたことからパリダカールラリー、通称「パリダカ」と呼ばれていて車好きな人なら1度は聞いたことあるのではないでしょうか。砂漠を始めとする危険なコースを1日で800㎞以上走行するなど、確かに世界一過酷なレースという呼び名は間違いないですね。ダカールラリーにMINIが初参戦したのは2011年でした。2010年にデビューした初のSUVモデルのMINIクロスオーバーを早速投入してのチャレンジでしたが、結果はリタイヤに終わります。2012年にはその雪辱を果たすべく、一気に5台ものマシンを投入してきました。見た目はミニですがエンジンはBMW X3用の直列6気筒ターボディーゼルをフルチューンした3L仕様のものを搭載し、最高出力は315PSという強力なマシンでした。そして参戦2年目にもかかわらず見事に優勝を勝ち取り、さらに翌年の2013年大会でも優勝を飾り2連覇を達成します。そして2021年は「XレイドMINI JCWチーム」が四輪部門で総合優勝、2連覇をしました。MINIジョン・クーパー・ワークス・バギーと市販車ではなくなっていますがミニの面影はどことなくありますね♪2021は、全13日間の12ステージ、競技区間4400kmにわたって争われました。想像もできない過酷さですね。。。。今後もミニのレースは目が離せないですね!いつか生で観戦したいです♪


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