2022.05.26

【キーパーコーティング】ミニクロスオーバークーパーSD(54,105km)にクリスタルキーパーを施工しました

HOT HATCH HMR（ホットハッチエイチエムアール）コーティングアドバイザーの岩沖です。HMRでは、ご依頼頂いたお車やご納車前のお車などにKeePerコーティングを施工しています。今回ご依頼頂きましたミニクロスオーバークーパーSD グリーンにクリスタルキーパーを施工致しましたのでご紹介していきます。

ミニクロスオーバークーパーSD クリスタルキーパー施工

まずは洗車をして表面の埃や汚れを落としていきます。その次にこのお車は水垢の付着はないので「爆ツヤ」という溶剤を使い洗車だけでは落とすことができない汚れを落としていきます。下の画像は爆ツヤを洗い流した後の濡れた状態のお写真です。
表面の汚れが落ちたことでお車本来の艶感が蘇りました。とても綺麗なジャングルグリーンです。
ピラーやルーフのモールは日焼けにより傷みやすいですが今回のお車は比較的キレイな状態です。
後部・側面に筋汚れもなくキレイな状態です。
汚れの上からコーティングしてしまうと持ちが悪くなるのでしっかりと下地処理しておくことが大切です。
それではコーティングの作業に入っていきます。クリスタルキーパーは二層の被膜から成るコーティングです。まずは一層目の「ガラス被膜」を塗っていきます。この被膜はガラス特有のきれいな艶を出しながら水垢の付着を防いでくれます。

一層目を塗り終わりました。
コーティング前と比べると少しずつより艶が出てきました。
この被膜ではモールなどには艶が出せませんが次の工程で艶を出すことができるのでご安心ください！
側面をご覧いただくときれいな艶が出たのがお分かりいただけると思います。
この被膜はとても固いのでキズから塗装面を守ることができます。
それでは二層目の「レジン被膜」を塗っていきます。この被膜は更なる輝きを与えながらミネラルの付着を防ぎウォータスポットができづらくしてくれます。またゴムや樹脂の部分に艶を出してくれるのもこの被膜です。

専用の布で拭きあげてコーティングの完成です。
二層目を塗ったことで艶に深みが出ました。
モールの艶も復活し真っ黒に発色しています。このような部分が真っ黒だと全体の印象が引き締まりお車がよりカッコよく見えますね！
より艶が増して光の反射がクリアになっていますね。
サイドに特にきれいな艶が出ました。まるで新車のような輝きですね！
コーティングをしておくことで日焼けからも塗装面を守ることができますので、このようなきれいなお色をより長く楽しんでいただけます。
またこのコーティングは撥水効果が高いので水だけでなく汚れも弾いてくれます。そのため雨の日には雨と一緒に汚れも流れ落ちていき軽い洗車のような効果が発揮されます。また洗車の際も汚れを簡単に落とせるため短時間で終わらせることができます。
今回は、オプションメニューの「樹脂フェンダーキーパー」と「ホイールコーティング」を施工しました。
MINIは、フェンダーが無塗装樹脂パーツです。このパーツは、屋外に曝されることでパーツが緩くなり、更に空気に触れることで表面の顔料が失われて灰色化してしまいます。樹脂フェンダーキーパーは、シリコン樹脂と人間の日焼け止めクリームにも含まれている二酸化チタンを含んでいるので紫外線をフィルターし、樹脂を保護します。
くすんでたモールの質感が復活し重厚感が出ていますね。
おおよそですが、クリスタルキーパーと同じく１年毎の施工をおススメしております。
次にホイールコーティングを施工していきます。MINIといった欧州車は、高いブレーキ性能と引き換えにブレーキダストが多く、あっという間にキレイなホイールが真っ黒になってしまいます。ホイールダストを洗い落とすクリーナーがありますが、必ずしも全てキレイに落とせるわけでもなく、塗布した瞬間の不快な匂いなどがあります。人間で言う靴に相当するホイールをキレイに保つことでクルマ全体もより輝きます。
新車のような輝きを与えつつ様々なトラブルからお車を守ってくれるクリスタルキーパーですがメンテナンスは年に一回ととてもお手軽です。愛車をいつまでもきれいな状態で楽しんでいただくためにもぜひキーパーコーティングの施工をご検討ください！
クリスタルキーパーは、1年分の自然界での紫外線を受けても、ほとんど破壊されることなく、撥水力を90％維持し続けることができます。クリスタルキーパーを施工して数か月後に水弾きが少し落ちたと感じられた場合でも、被膜が壊れたわけでも効果がなくなったわけでもありません。その場合水弾きを邪魔する撥水阻害被膜が乗っている場合がほとんどです。撥水阻害被膜は非常に薄くもろいので簡単に除去してもとの撥水効果を取り戻すことができます。