
これで普段の運転もバック駐車も安心!ミニクーパーS(F56)のドライビングレコーダー&バックカメラの取付作業を行いました
HOT HATCH HMR(ホットハッチエイチエムアール)の栗原です。今回は、ミニクーパーS 3ドア(F56)の納車前点検整備の中で行われた、ドライビングレコーダー&バックカメラの取付作業の様子を紹介していきます。万一の際の証拠として、今や必須装備となっているドライビングレコーダーと元々狭い後方視界を確保するのに多くの現行車には装着されているバックカメラを装着します。担当メカニックは、ホリグチです。
ミニクーパーS 3ドア(F56)のドライビングレコーダー&バックカメラ取付作業
こちらが今回装着する製品になります。この機械は、純正モニターに追加装着するバックカメラの映像を入出力するための拡張インターフェースユニットです。
こちらがバックカメラです。道路からの照り返しなどで引き起こされる白飛び、暗い夜の黒つぶれを解消するHDR技術が使用されているのでどの時間・天候においてもクリアな車両後部の様子を確認できます。
こちらはレーシングドライバー脇阪寿一さんがプロデュースした前後2カメラのオウルテック社のドライビングレコーダーです。
まずセンターにあるミニ最大の特徴とも言える純正モニターを取り外していきます。
手前の銀色の物体は、オーディオユニットです。この奥にカーナビなどのユニットが収まっています。
助手席のグローブボックスも取り外して配線の準備をしていきます。
ドライビングレコーダーの後部カメラ、バックカメラを装着する為、トランクドアの内張りも取り外していきます。
ナビゲーションユニットに繋がるコネクターです。
説明書をみながら一つ一つ間違えないように配線をつなげていきます。
前後ドライビングレコーダーの本体をそれぞれ適切な場所に装着します。
後部カメラは、しっかり広い視界を撮影録画できるような取付位置が重要なので慎重に作業を進めていきます。
こちらはバックモニターです。ナンバー灯の横に装着していきます。
専用のアタッチメントで装着します。この写真の状態ではカメラが完全に下を向いてしまっているので適切な角度に調整し、しっかりボルトで固定します。
そのバックカメラの映像を純正モニターに映すための拡張インターフェースユニットをどこに固定するか、担当メカニックのホリグチはかなり悩んでいましたが、純正オーディオユニット上の空間に固定できればオリジナルのインテリアを崩さずできると思い仮で置いてみて、純正モニターが問題なく装着できるか確認しました。
この純正モニターは、ダッシュボードに樹脂のツメで固定されているのでそのツメに負荷がかかって折らないように慎重に被せてみます。
無事無理なく装着できることがわかりましたのでここから一気に配線作業を進めていきます。
内装の内側に各カメラの電源、映像ケーブルを這わせて接続していきます。
拡張インターフェースは、この様に固定することとなりました。この製品上部に接続しているケーブルは手前は、CID(センターインフォメーションディスプレイ)、つまり純正モニターに入出力するためのケーブルです。奥のケーブルは、この写真では隠れてわからないですが、HUと書かれています。HUとはヘッドユニットの略称、つまりはこの拡張インターフェースユニットの下にあるオーディオユニットに繋がっています。
全ての配線接続が完了しましたら、純正モニターを装着固定する前に今回装着したバックカメラは勿論、元々の純正のナビシステム・オーディオシステムなどが問題なく動作するか確認をします。
すべての機能が作業前と同じく問題なく動作することが確認できましたらモニターを装着固定します。
しっかりと車両後部を映し出しています。これでバック時でも注意を払いやすくなります。
ドライビングレコーダーも問題なく動作しています。あとは記録用のSDカードを挿入すれば完了です。
これらの装備によって運転中のトラブルに対して安心感が得られると思いますが、だからといって気を抜いて運転していいという訳ではありません。あくまでもドライバーを補助する装備なので、変わらず周りにしっかりと注意を払って運転を楽しんでください!
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