HMR(エイチエムアール)のイシケンです。1月のレースに向けてデモカーEK9の最終調整で富士スピードウェイに行ってきました。冬晴れの富士スピードウェイは雲ひとつない青空でした。気温もいい感じで低く、コンディションとしては最高!!先月富士に持って行った際に、ミッションが合わない&30分走行でギアがガリガリしてきてしまうというのと、タイヤがフェンダーに当たるという症状がありました。ABSレスの車なのですが、ブレーキでのタイヤロックが激しいという症状もあり、これらを改善するために先日メンテナンスを行いました。
これらの症状が改善されているかのチェックも含めて走らせてきました。
1ヒート目はブレーキロックのチェックとタイヤチェック
まず初めにブレーキロックが出ないかのチェックから。富士はブレーキを長く踏む箇所がいくつかあり、簡単にロックするようでは怖くて走れません。前回は古いネオバでグリップ力が低く、そこにアクレの新品パッドとローターの組み合わせがロックの原因かなと。今回はタイヤをディレッツァZ3新品に履き替えたのでどうか。相変わらずロック( ´Д`)y━。タイヤが温まっていないのかなと思い、周回を重ねるも変わらず。途中で赤旗もあり早めに1ヒート目は終了。前後225の16インチを履いているデモカーのシビックですが、今回はフェンダーに当たることなく大丈夫そうです。この点は1ヒート目でチェック完了。35Rのデモカーとのツーショット。実は1ヒート目は、イシケンは35Rに乗っていました。ピットに戻り、2ヒート目は私がドライブするので空気圧をチェックしたら、4.0kgmも入っている。。。誰だこんなに入れた。そして1ヒート目は走行前に測るの忘れてた。。。ということで、空気圧を前後2.0にセットして2ヒート目に。
2ヒート目は30分全開走行
タイヤロックするかどうか恐る恐るブレーキを踏むと、・・・全くロックしませ〜ん♪♪完全に空気圧が原因でした(笑)
これで、ブレーキロックの問題は改善されたので、30分全開走行してエンジンの水温・油温、ミッションの油温のチェックと、タイヤ空気圧変化のチェック、ドライバビリティのチェックに入りました。とにかく全開で走りに走る。15分経過しても水温85℃、油温100℃で止まったまま!!エンジンの温度管理は大丈夫そうです。続いて、ミッションはどうか。10分から15分経過したくらいで、第3セクターで2速を多用する走りに変えて見ました。VTECゾーンを外さずに走れるのでいいですが、果たしてミッションに変化が起こるのかどうかのチェック。結果は、少し引っ掛かりを感じるなと。そして、この走りをするとエンジンの油温が110℃に上昇。レースでは2速は使わずに3速でスピードを落とさずにうまくドライビングするのが良さそうです。ドライバビリティに関しては、予定通り誰でも安心して乗れる仕様でした。FFなのでリアをある程度滑らせてアクセルONしないとスピンするような車の方がタイムは出るでしょうが、長時間のレースな上、初めて富士を走るスタッフばかり。レースも初めてということで、リアが安定する車高とアライメントにしてきました。フロントの入りは若干鈍いですが、コカコーラ、100Rや300Rは安心して踏めました。タイヤのタレはほとんど感じられず、ゴムがグニャグニャしてくるフィーリングもなかったので30分そのまま走り続け、戻って空気圧を測定したら前後2.2kgmでした。これも想定通りの数字で、しかもここで安定して止まってくれているところも読み通り。タイヤが滑らない安定した仕様なので、空気圧が上がらずに安定する。ドライバーはフィーリング変わらずにずっと同じ感覚で乗ることができる。想定通りのセットでした♪ タイムはHKSサーキットアタックカウンターがうまく作動せずよくわかりませんが、多分2分13秒とか14秒とかではないかなと。まだまだ詰められそうですが、ずっと走っていられて本当に楽しい車に仕上がりました。これで1月のレースに向けての準備は万端です。4時間耐久のお遊びレースなので、スタッフみんなで楽しみたいと思います。スタッフが慣れたらお客さんも参加できるように体制整えたいと思っていま〜す!
テスト走行の動画
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