HMR HONDA(エイチエムアール ホンダ)のヤナギです。今回はお客様からのご依頼でシビックタイプRユーロ(FN2)のハブとハブベアリングの交換を行いました。オーナー様よりブレーキが突然効かなくなる時があるとご相談頂き、チェックしてみると左側のハブベアリングがガタガタに、、、ブレーキローターがキャリパーのピストンを押し戻してしまうためブレーキが効かなかったようです。機械式のLSDが装着されている車両なのでハブベアリングに負担がかかってしまいったみたいですね。作業はメカニックのムラマツです。
シビックタイプRユーロ(FN2)ハブ&ハブベアリング交換
では作業に取り掛かります。まずはブレーキ廻りを取り外します。ベアリングのガタが原因でブレーキローターがぶれて、キャリパーに接触し異音が起こっていました。写真だとわかりにくいのですが、キャリパー上の部分がローターと接触して白くなっています。ブレーキ鳴き?もするとの事でしたのでコレが原因のようですね。ぶれたローターがキャリパーのピストンまで押し戻してしまっていて、とても危険な状態でした。ブレーキ周りが外れたのハブを取り外します。ハブベアリングの回りには異様なダストだらけに、、、ナックルを取り外してハブベアリングを交換します。左右のハブベアリングをプレス機を使用して打ち換えていきます。ガタがあったのは左側だけでしたが予防を兼ねて右側の交換も行います。劣化したベアリングがこちらです。見た目じゃあまりわからないですが、ベアリング内側のインナーレースという部分がガタガタになっていました。新品のハブベアリングに打ち換えます。ハブ、サークリップも新品に交換です。ちょっとした小ネタです。ハブはスペイン製。サークリップはイギリス製です。TypeRユーロだから部品の一部はヨーロッパ製なんですね♪ちなみにハブベアリングは日本製でした。ベアリングとハブを新品に打ち換えていきます。こういった部分が綺麗になると気分がいいですね♪ナックルを車体に戻してブレーキを組んで作業は終了です。交換後は無事ブレーキ抜けの症状も解消しました♪O様、いつも当店をご利用いただきありがとうございます。また何かありましたらお声掛けください。
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