HMR HONDA（エイチエムアールホンダ）スタッフのモリヤマです。今回はフィットRS(GE8)の納車前整備を行いました。無限フルエアロにモデューロダンパーキットを装着したスポーティーな一台です！作業はメカニックのムラマツです。
フィットRS(GE8)納車前整備
まずは室内の点検です。発煙筒の期限が切れていますね。事故や車両トラブルの時に後方への注意喚起に必要となりますので新しいものに交換します。
エアコンフィルターの点検をします。こちらも結構汚れていますね。ゴミや塵が溜まってくるとエアコンの風量が弱くなったりすることがあるので、一年に一回は交換したいですね。
続いてエンジンルームの点検です。スパークプラグの点検をしますので、まずはワイパーとカウルトップカバーを外します。
ワイパーモーターを外します。フィットはスパークプラグがバルクヘッド側にあるため、結構大変です(泣)
ここまで外すと、イグニッションコイルが見えてきます。
あとはイグニッションコイルを外して、スパークプラグを点検します。問題ありませんね。
クラッチマスターシリンダーの点検をします。漏れや滲みは無く正常ですね。
ブレーキマスターシリンダーの液漏れがないか点検します。こちらも同様にブレーキフルードの漏れや滲みもないので問題ないですね。ちなみにブレーキフルードは塗装を溶かしてしまうので、漏れが発生していると周辺の塗装が剥がれてきます。心当たりのあるオーナー様は一度点検に出してみるのをおススメします。
クラッチレリーズシリンダーの点検をします。
続いてエアクリーナーの点検をします。ゴミが溜まっているようなので、新品に交換します。
補機ベルトの点検をします。ベルトの劣化具合や張りが適正かどうかをチェックします。
ハブベアリングの点検をします。ガタもなく正常ですね。
タイヤを外してブレーキの点検をします。ブレーキパッドの残量もあり、問題ないですね。
リアのブレーキパッドの残量もありますね。
ブレーキキャリパーのピストンやブーツの状態も確認します。
ブーツが破れてしまうと、ブレーキキャリパー内に水が入ってしまい錆が発生し、ピストンが固着してしまいます。そうなるとブレーキの片効きなどの症状が出てしまうので注意が必要です。
続いてブッシュやブーツなどの点検をします。破けていると車検に通らないだけでなく、ジョイント部の破損から事故に繋がることもあります。
ドライブシャフトブーツは綺麗な状態ですね。
その他のブッシュやブーツ類は破れもなく問題ないですね。
ショックアブソーバの点検です。オイルの滲みなどがあるとショックが抜けている場合があるので、早めの交換をおススメします。こちらの車両にはモデューロのダンパーキットが装着されてますね。オイル滲みもなく正常です。
続いてエンジンオイルを交換します。汚れていますね。ちょうど交換時期のようです。
オイルフィルターも交換します。
トランスミッションオイルを交換します。少し焼けていますね。
新しいトランスミッションオイルを入れます。オイルはホンダ純正のMTF-Ⅲをご用意させていただきました。
車両を下ろして新しいエンジンオイルを入れます。
最後にブレーキフルードを交換&エア抜きをして作業は終了です。
A様ご成約ありがとうございました！MTのフィットRSの走りをお楽しみください♪
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