HMR HONDA(エイチエムアールホンダ)スタッフのモリヤマです。今回はシビックタイプR(EK9)の納車前整備をさせて頂きました。エンケイのNT-03に程よく下がった車高がカッコいい一台です♪ 作業したのはメカニックのムラマツです。
シビックタイプR(EK9)納車前整備
まずは室内の点検です。発煙筒は期限が切れているので交換します。事故の時など万が一の時に必要になりますので、気になるオーナー様は一度チェックをおススメします。次にエンジンルームの点検です。エアクリーナーの汚れはほとんどないので問題ないですね。ここが詰まっていると燃費の悪化やパワーダウンなどの症状が出ることもありますので、汚れが溜まってきたら交換しておきたいですね。スパークプラグの点検です。電極も摩耗していないので問題ありません。この頃のエンジンはスパークプラグまでのアクセスが楽なのでメンテナンスしやすいですね♪続いてラジエターの点検です。ラジエターホースの劣化やアッパータンクのひび割れ、カシメ部分からの漏れなどをチェックします。ラジエターのトラブルは煙がモクモクとボンネットから立ち上がるため気づきやすいですが、その頃には手遅れになっていることも・・・年式の経った車両ではこまめにチェックしておきたい場所ですね。インテークホースの点検をします。劣化してくるとこの蛇腹の部分が破けてしまう事が多いですね。ここが破けてしまうと、エンジンが直接空気を吸ってしまうため、ゴミがエンジン内に入ってしまいます。エンジンの不調などのトラブルが発生してしまうかもしれないので、要チェックです。ベルトの点検をします。こちらも劣化もなく正常ですね。ベルトが劣化したり張りが緩んでくると、エンジン始動時などにキュルキュルと音が鳴り始めます。心当たりのあるオーナー様は一度点検をしてみてはいかがでしょうか。ヘッドカバーからのオイル漏れ、滲みを点検します。こちらも問題ありませんね。スプールバルブの点検をします。こちらは取付部からオイルが漏れてきてますね。スプールバルブからのオイル漏れはDC2やEK9では定番症状ですね。こちらは部品が届いてから交換となります。続いてブレーキマスターシリンダーの点検です。車両のブレーキに関わる重要な部品なので、マスターバックの下に滲みがある場合は早めに交換したい部品ですね。次に下回りの点検をしてきます。まずはタイヤを外してタイヤ溝の残量とエアチェックをします。ブレーキの点検をします。ブレーキキャリパーのピストンの動きやブーツやの劣化も確認します。こちらの車両はスリットローターが装着されています。この他にもサーキット走行を前提にした部品を多数装着しているレーシーな一台です。ブレーキパッドの残量を確認します。前後とも残量はありますので問題なさそうです。続いて下回りのブーツやブッシュの確認をします。同時にリンクやロッドのガタやアーム類の固定の確認もします。今回は右のラックエンドにガタが出ていたので、そちらも後日交換します。トレーリングアームのブッシュもDC2やEK9では切れていることが多いですね。今は切れていませんが、ヒビが多くなってきているので、今後のメンテナンスでは優先したい箇所ですね。最後にオイル、冷却水の交換をします。エンジンオイルは汚れていますね。交換時期のようです。オイルフィルターも交換します。トランスミッションオイルを交換します。トランスミッションの保護やシフトフィーリングにも関わるオイルなので、こちらもこまめに交換したいですね。冷却水も交換です。劣化するとオーバーヒートの原因になることもあります。新しいトランスミッションオイルを入れます。こちらの車両には機械式LSDが装着されているので、ワコーズのレーシングギアオイルをご用意させていただきました。エンジンオイルと冷却水を入れます。最後にブレーキの交換&エア抜きをして作業は終了です。S様ご納車までもう少しです。お楽しみにお待ちください。
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