HMR HONDA(エイチエムアールホンダ)スタッフのモリヤマです。今回はアコードユーロR(CL7)の納車前整備をさせて頂きました。SPOON製のS-taiバンパーが装着されています。かっこいいですね!
アコードユーロR(CL7)納車前整備
まずはエンジンルームの点検から始めていきます。エアクリーナーの確認を行います。ここが汚れて目詰まりしていると、エンジンの空気の吸入量が少なくなり、燃費の悪化やパワーが出ないなどのエンジン不調につながることもあります。メーカー推奨では5万キロとなっていますが、使用状況や走る状況にも左右されるので、車検毎に交換するのをお勧めします。今回は交換が必要なほど汚れてはいません。こちらの車両にはK&Nのエアクリーナーが装着されており、汚れてきたら洗って再利用が可能なフィルターです。続いてスパークプラグの状態を見ます。こちらも異常ありません。ちなみにスパークプラグは一般的なスパークプラグで2万キロ、イリジウムプラグでは10万キロが交換の目安です。ベルトの張り、状態を確認します。弛んでいたり、劣化して亀裂やヒビが入っているとキュルキュルと異音が発生したり、最悪の場合は切れてしまい、走行不能や事故に繋がってしまうので、異音がしているようであれば、一度点検をおススメします。今回は張り、劣化ともに問題ありませんでした。エアダクトホースの点検をします。このホースに穴が開いていると、エアクリーナーを通さずに空気が吸入されるため、エンジンに異物が入り不調の原因にもなることもあるので、年数の経った車では定期的にチェックしておきたい部品です。こちらも異常はありませんでした。ラジエターの点検です。ラジエターホースがきちんと根元まで入っているのを確認し、ホースバンドの状態や冷却水漏れの跡がないかなどを確認します。さらにアッパータンクのヒビやカシメ部分の漏れもチェックします。冷却水が漏れていて、オーバーヒートしてしまうと最悪エンジンブローしてしまいます。エンジン載せ替えは高額な修理なので、注意が必要ですね。ハブベアリングのガタを点検します。滅多に交換することのない部品ですが、サーキット走行などでハードな乗り方をしているオーナー様は確認していきたい部品ですね。今回は四輪とも異常ありませんでした。タイヤの溝はまだ大丈夫ですね。続いてエンジンオイルを交換します。結構汚れていますね。オイルフィルターも交換します。アンダーカバーにはバンパーと同じくSPOON製のS-taiアンダーパネルが装着されていますね。オイルはワコーズのプロステージSを使用させて頂きました。続いてトランスミッションオイルを交換します。トランスミッションオイルはホンダ純正のMTF-Ⅲです。油脂類の交換が終了したら、ブレーキの点検をします。ブレーキパッドは残量もあり正常です。ピストンやピストンブーツの状態も確認します。後輪も残量、状態ともに良好です。ブレーキフルードの交換&エア抜きをします。車高調のロックシートとスプリングシートが緩んでいないか確認します。足回りのブッシュやブーツの破れを点検します。これらも破けていると車検を通らないので慎重にチェックします。最後に空気圧をチェックして、タイヤを戻して作業は終了です。S様ご納車までもう少しです。お楽しみにお待ちください!
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