86BRZチャレンジカップ参戦用のBRZを真夏の富士でテスト
8&B HMR(エイトアンドビーエイチエムアール)の石川です。86BRZチャレンジカップ参戦用に作ってきたBRZですが、第一戦はオーダーしていたブレーキが間に合わず&あまりにも忙し過ぎて車両準備が整えられずに参戦を断念しました。で、準備していた5.1ファイナルを組み込み、レース用のRAYSホイールにクムホV700タイヤを装着したので富士でテストしてきました。
RAYSホイールにクムホタイヤ装着
走行の前日に届いていたレース用のRAYSホイールにレース用のクムホタイヤを装着しました。ホイールはRAYSのTE037。RAYSホイールの中でも最高峰のホイールで、かなり軽いです。サイズはこんな感じです。フェンダーにきっちりとおさまるアンパイ仕様です。このレースは完全車検適合がレギュレーションです。装着するタイヤはクムホのV700です。このタイヤはこのレースに参戦する方の多くが装着しているそうなので、とりあえずそれに倣って装着しました。タイヤ代も安いですしね。タイヤはそこまで硬くなくてさくっとチーフメカニックのムラマツが装着してくれました。
富士テスト当日。クスコのリアスタビもテスト
当日はかなり高い気温で路面温度は50度もありました。テストには向いていないですが、この日しか空いてないので仕方ないですね。1本目はこのホイールとタイヤでの初走行ということで、フィーリングチェックと今の仕様でのタイム出しをしました。ファイナルを5.1に変更したので、加速力はかなりいい感じです。ストレートエンドでも205~6kmくらい出て、以前の4.5ファイナルから4~5kmアップしました。
そして、クムホのタイヤはかなり食いますね。グイグイと曲がっていく感じで。ただ、どちらかというと車はアンダー傾向で曲がりづらい感じでした。
2本目は、リアのスタビをクスコに変更です。こちらが純正リアスタビとクスコのスタビです。純正細いですね〜。軽自動車のスタビみたいです。こんな感じでピットで交換しました。これでリアのロール剛性が上がるのでフロントの入りが良くなるはずです。減衰力はそのままで2本目に行きました。想定通りアンダーは少し減って曲がりやすくなりました。フロントの内圧上昇も抑えられて、連続周回してもタイヤの持ちが良さそうな感じです。フィーリングもとても良かったのですが、タイムは2:04.915。。。
前回のベストタイムからはコンマ5秒ほどアップしましたが、トップグループは2秒台です。あと2秒から2.5秒は縮めないとですね。
まだアンダー傾向なので、次はリアの車高を少し上げるのと、ギアの選択を見直して再チャレンジしたいと思います。
下の動画は4秒台出した時のインカーです。