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HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020

86BRZチャレンジカップ最終戦2020年@富士スピードウェイ

8&B HMR(エイトアンドビーエイチエムアール)の石川です。12月12日(土)に富士スピードウェイで86BRZチャレンジカップ最終戦が開催されました。11月に開催されてから1か月のインターバルで最終戦でした。初参加の11月は予選ではなんとか下のクラスに抜かれることなく、同じクラスの中ではポールから2秒差という位置につけましたが、決勝ではズルズルと落ちて下のクラスにも抜かれる始末。。。そこから1か月でやれることは限られますが、可能な限りの仕様変更をして臨みました。

前日の練習走行にて仕様変更をテスト

1か月の間の仕様変更はリアバンパーの加工、リアのショートスタビリンク装着、フロントパッドをコントロール重視に変更、アライメント修正です。主に100Rの出口で遅かったので、アンダーが出ないで平均スピードを上げる方向での調整をしてきました。そして、11月はテスト走行日できずにぶっつけ本番という感じでしたが、今回は前日からきっちりと練習できました。天気は12月にしては暖かい感じでしたね。HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020午後から3枠レース参加者の占有走行が設けられていてそこで走りました。1本目は仕様変更してきたバランスの確認。2本目は1本目のバランスを見てリアのトーを調整。3本目はレース距離を安定して走る練習というメニューで組み立てていました。HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020この練習走行のタイヤは前回のレースで使ったクムホです。予選決勝はBSのRE71RSの新品です。タイヤが違うのに練習走行でのセットアップでいいのかというのもありますが、71RS高いので練習走行まで用意するのはやめました。で、走り始めたらレースの時に現れていたドアンダー症状が。。。HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020 HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020原因はタイヤカス。クムホタイヤがそうなのかどうなのかわかりませんが、タイヤカスが表面についた時のグリップダウンが激しすぎる。前回の決勝スタート時から5周くらいも同じ感じで100Rは曲がれたもんではありませんでした。ステアリングの振動もすごくタイヤの表面だけで動いて滑る感じです。それが練習走行スタートでいきなり出てきました。前回のレースが終わった後についたタイヤカスのせいですね。これは走って取るしかないので、ひたすら走り続けました。15分も走っていたらいいグリップ感になってきて、ようやく本来のテストができるようになりました。HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020この状態でもやはりまだアンダーで、特にコーナー奥でフロントが逃げていく感じです。なのでピットインしてフロントの減衰力を1ノッチ弱める方向に調整。フィーリングはかなり改善しました。これで1本目は終了です。続いて2本目に向けて曲がり始めのリアのグリップが高いのでそこをもう少しルーズにしてリアで曲がる仕様にしたく、もともとテストメニューにあったリアトーの調整をしました。HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020 HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020これでコースインしたらかなりいいフィーリングになり、ステアリングを切る量が減り4輪とも空気圧の上昇が一定でとてもいいセットになりました。HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦20203ヒート目に向けては、セットはこのままでタイヤカスを取る機械を購入しておいたので、明日の決勝前の練習としてタイヤカスを撤去しました。これできっと走り出しから3ヒート目は全開で行けると思います。HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦20203ヒート目は予定通り決勝レースラップを想定した練習に徹しました。決勝は10LAPです。10LAPを安定したタイムでずっと走り続けるというのがゴールです。HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020コースインしてタイヤカスを取っていたこともありすぐにグリップする感じでとても走りやすかったです。30分ずっと全開で走り続けて、コンスタントに2分2秒から3秒をLAPできました。このLAPタイムであれば前回のように下のクラスに抜かれることはないでしょう。HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020いいセット出しもできて、ドライバーのスキルアップにもなり、とても有意義な練習走行になりました。終わったら明日の予選決勝に向けて変更したアライメント数値のチェックです。HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020 HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020データ取りが終わったら油脂類の交換をしてこの日の作業は終了しました。HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020走行が終わった後にマシンメンテンナンスをしている風景ってちょっとグッときますね♪ 作業しているメカニックは大変ですが。HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020

予選

いよいよ予選決勝当日です。朝から車検があり忙しいですが、昨日のうちにメンテナンスは終えているので特にバタバタすることはなくスムーズに進められました。車検でも特に引っかかることなく通りました。HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020車検、ブリーフィングが終わったらいよいよ予選です。予選は30分。初めて履く71RSのフィーリングを楽しみにコースインです。HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020ここであるあるですが、クムホとは全く違うフィーリングで、昨日までのリアで曲がる感じが一切なくタイトコーナーはかなりのアンダーになってしまいました。途中でピットインして減衰力で調整してみるものの多少変化したくらいであまり変わらずという感じ。結局予選の30分をフルに使って走ることになりました。HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020で、ピットからの無線で総合4位という連絡をもらっていたので、上のクラスに2台いて、同じクラスに2台いるのでまぁ想定通りのポジションかなという感じでピットに戻りました。そうしたら同じクラスで隣ピットの33号車の方から「おめでとうございます」と。私は完全に何が??という感じでしたが、結果を見るとクラスポールでした。間に一台カテゴリー違いのN1車両が入っていて、86BRZチャレンジカップとしては総合3番手でした。HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020そしてこのベストラップはコースインして3周目で出していました。2周目にアタックに入ったら1コーナーで詰まったのでやめて3周目にアタック開始したのですが、そのタイムがベストタイムでした。これ知ってたらこんなに走行しなかったぁ。ピットとの通信ミスですね。無駄にタイヤを使ってしまいました。

予選が終わった後にトップチームのプロコンポジットの方から祝福の言葉をもらったのですが、その際にこの71RSは2周から3周が一番グリップするところと聞き、そこできっちりとタイムを出せていたのは良かったですが、まだまだこのタイヤの美味しいところは使えていない感じでした。

同じクラスの33号車は中古の71RSで、前回新品の時は2分フラットを出していました。今回は完全に失敗したそうなので、たなぼたのポールです。決勝に向けてはこのままだフロントがなくなってしまう予感しかしないので、急遽アライメントを変更しました。HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020そしてリアタイヤが端まで使えていなかったので前後ローテーションしました。HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020そしてタイヤカスをきっちりと撤去して決勝レースに臨みました。HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020

決勝

午後14時45分から決勝レーススタートでした。グリッドについて記念の撮影!この日ためにBRZののぼりとBRZキャップをスーパーGTのスバルブースでゲットしてきました。メカニック村下がBRZの向き逆ですが。。。HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020フォーメーションラップでしっかりとタイヤを暖めスタートです。スタートはうまく決まり1台別カテゴリーの86を1コーナーまでに抜けそうな感じでインへ入っていけました。が、しっかりとインを抑え込まれて抜けず1コーナーをクリア。別カテゴリーなんだから譲ってよ~って内心思ってました。1周回ってきても今回は前のクラスとそこまで離れることなく、後ろもビタビタという感じでもない。綺麗にクラスごとにダンゴになっている感じでした。HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020 前のN1車両と後ろの同じクラスの33号車の3台がずっとダンゴな感じで走行していました。HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020 HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020 HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020 HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020数ラップは後ろの33号車に追いつかれることはなく、むしろ前のN1車両にずっとくっついている状態でした。HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020 HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020 HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020 HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020 HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020 HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020 HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020 がしかし、5周くらいからタイヤがタレてきてフロントが入らない、リアが滑るという感じで、特に第3セクターでマシンの挙動を乱すことに。。。そこを見事に33号車にスリップに入られて1コーナーでかわされてしまいました。かわされた周のダンロップまでは何とかついていくも、第3セクターはズルズルで離される感じでした。   HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020 HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020 そして、次のストレートでは33号車はN1車両をパス。HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020 HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020N1車両はパスした後も100Rくらいまでくらいついて競っていたのでダンロップまでにまた前の2台に追いつけました。HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020 でも抜く力はなく追いつくのが精一杯でした。ファイナルラップのストレートではN1車両の真後ろまで迫りスリップも効いて抜けるかという勢いでしたが、そのままチェッカーでした。N1車両との差は0.295秒差でした。 HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦202071RSのグリップダウン量やダウンしてからの乗り方などまだまだ勉強不足な点がレース結果にでました。また、予選であんなに周回していなければ最後までグリップを確保できたことを考えると悔しい結果です。HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020でも、今回のレースで71RSのフィーリングは掴んだので、来年に向けてこの冬の間に美味しいセットを見つけます。前回のレースでは33号車から40秒離されてのゴールでしたが、今回はきっちりとレースできたので良かったです。前回同様に2台しかいないクラスなので2位表彰台ですが、前回は完走できればと思っていたので良かったですが、今回は勝てたかもしれないレースだったので悔しい2位ですね。HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020 HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020車両にはチューニングできる箇所はまだありますし、セットアップできるところもあるのでまだまだ伸びしろありです♪ この冬の間に2分切りを達成できるように車のセットアップとドライバーの腕を磨きます!やっぱりレースは楽しいですね~。目標が出来て車とドライバーを成長させてくれます。来年も楽しもうと思います!HMR BRZ 86BRZチャレンジカップ最終戦2020


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