更新日時:2024/02/17
HMR(エイチエムアール)のイシケンです。パート②の製作ブログからかなり時間が空いてしまいましたが、マシン製作は順調に進んでいます。パート③では注文していた配線が届いたので、残っていた配線周りの製作をご紹介します。
まずは室内側です。元々出来上がってはいたのですが、レーシングカーの配線としてはもしかしたら耐久性に難があるかもしれないと意見をいただいたので、耐久性のある配線とスイッチを注文して届いたので入れ替えをしました。
結果的にはとてもシンプルになってトラブル時にも対応がしやすそうです。ダッシュボード裏の配線は目には見えないですが、こういうところがゴチャゴチャとしているのはマシン製作においてセンスが出るところだなと思っています。なので、シンプルにまとめるのが一番!!
そして、こちらも作り直したメインのスイッチボード。色々とスイッチが増えたのとスイッチやボタン自体もレース用のおすすめ品を教えてもらい手配して作り直しました。
モード切替のスイッチは純正を使います。こちらも専用のボードを作って操作しやすい位置に配置する予定です。
こちらの写真に写っているのはデジタルインナーミラーです。アマゾンで買いました(笑)1月のオートサロンに同じクラスのマシンをチェックしていたら、みんなデジタルインナーミラーを装着していたため、うちも入れよう!!ってなって急遽手配して装着することにしました。室内のミラーはレーシングカーの場合振動でぶれてしまって見辛いのです。また、ロールケージがあるためにいい位置にミラー角度がこないという問題もあり、デジタルインナーミラーはドライバーからはとても助かる装備品です。
配線処理が終わってダッシュボードを置いてみました。かなり仕上がってきた感がでますね~
そして、ステアリングの配線処理も行いました。無線のボタン、ピットレーンのリミッターボタン、そしてサンキューハザードのボタンです。無線のボタンはハンドルを切っている時でも押しやすい位置に設置しました。旧型はハンドルを切っている時に押しづらい位置にあったため、新型ではそこは拘りました。また、サンキューハザードはレースでもとても大事なので、こちらも押しやすい位置に配置してもらいました。
最後にMOTECの配線です。こちらは社内ではできないため協力していただいている方に預けてMOTECの配線から設定まで全てお願いしました。話を聞いているととても大変な作業なのだなと・・・。この点はAIMがプライベーター向けには使いやすいということが良くわかりましたが、MOTECは出来る範囲がとても広いので今後のことも考えてMOTECにしています。
そして、そんなMOTECロガーは純正メーターの中に綺麗に配置しました。これもとてもシンプルに見えてレース車両な感じが出ていいですよね!!邑松メカニックのこだわりです。
エンジンルーム内はブレーキ液圧の配管を作り直しました。こちらもこれで完成です!
これでほぼ配線処理は終わったため、次はエンジン、ミッション、プロペラシャフトにデフなどの大物を載せていきます。その様子は次回のブログにてご紹介します。次回もお楽しみに!!
今回の様子はyoutubeでも紹介しています。