更新日時:2025/09/04
HMR(エイチエムアール)広報担当の小川です。本日はホンダが「FF最速」の称号をさらに進化させた FL5型シビック タイプR をご紹介します。2022年に登場したこのモデルは、従来から高い評価を得てきたタイプRシリーズの最新進化形。2.0Lターボエンジンと6速MTを武器に、日常からサーキットまで“走りを楽しむための”一台に仕上げられています。
FL5型の特徴は歴代シビックで最もワイドなボディと、徹底して機能性を追求したエアロパーツ。これらは単なるドレスアップではなく、サーキット走行時の空力バランスを考慮して設計されています。街中でも圧倒的な存在感を放ち、高速走行時には安定した接地感をもたらします。
フロントスポイラーは左右に設けたガーニッシュが空気の流れをコントロールし、ダウンフォースを発生させます。
フロントフェンダーアウトレットとサイドシルガーニッシュはフロントフェンダー内に停留する空気を流し圧力を低減し、リアタイヤ前の整流効果を発揮します。
リアディフューザーはリアタイヤ直後まで深く潜り込ませたボトム形状により負圧を発生させ、大きなダウンフォースを発生させます。
TYPE R専用リアスポイラーは軽量なアルミダイキャスト製のステーを採用し、洗練されたデザインでダウンフォースと低ドラッグを実現するのはもちろん、デザインとしてもとても洗練されています。
車内に乗り込むと目に飛び込むのは、鮮烈な レッドのスポーツバケットシート。しっかりしたホールド感で、サーキット走行時にも姿勢が崩れません。
メーターはフル液晶仕様です。(COMFORTモード)
SPORTモード
+Rモード
ステアリングはレーシンググローブ使用時にも優れたグリップ感を発揮するアルカンターラを採用しています。
アルミ削り出しのシフトノブは握りやすいティアドロップ形状。さらにTYPE R専用のシフトリンク機構により、4速から5速といった斜め操作時も滑らかなシフトフィールを追求しています。
操作する全てのタッチが「走りのモード」に切り替わるよう設計されています。
FL5の心臓部は、ホンダ渾身の K20C型直列4気筒DOHC VTECターボエンジン。最大出力/330PS、最大トルク/42.8kgm、0-100km/h加速は5.7秒です。スクエア設計(ボア×ストローク:86.0×85.9mm)による高回転フィールと、i-VTECによる低速トルクの両立が特徴です。
さらに新開発モノスクロール・ターボチャージャーは電動ウエストゲート付き小径モノスクロールを採用し、ターボラグを極限まで抑制します。※引用元→https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/webcatalog/performance/?from=car_header
熱対策も徹底されています。大開口グリルから取り込んだ空気を大径・高性能ラジエターに送り込み、排熱をフロントフード上のベントから逃がすエアフローレイアウトを採用。普段使いからサーキット走行まで高い信頼性を誇ります。※引用元→https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/webcatalog/performance/?from=car_header
足回りは フロントにマクファーソンストラット、リアにマルチリンク を採用。専用開発ダンパーが路面をしっかり捉え、前輪にはヘリカルLSDを標準装備しています。※引用元→https://www.honda.co.jp/CIVICTYPE-R/webcatalog/performance/?from=car_header
さらに「Comfort/Sport/+R」など4つの走行モードを搭載し、エンジンレスポンスや減衰量の調整が可能です。まさにホンダが“本気で走りを追求した”一台と言えるでしょう。
FL5型シビックタイプRは、単なる高性能車ではなく、 「走る楽しさ」に徹底的にこだわった純粋なホットハッチです。そんなFL5型シビックタイプRはこんな方におすすめです。サーキットでも安心して走れるFFスポーツを探している方、6速MTで“運転する楽しさ”を味わいたい方、ホンダ渾身のK20Cエンジンを体感したい方、実用性と本格走行性能を両立したい方におすすめです。