更新日時:2025/07/19
HMR(エイチエムアール)広報担当の小川です。ホンダが「FF最速」を目指して欧州で開発したFK2型シビック タイプR。2015年に日本国内へ導入された台数は、わずか750台限定。その希少性と高性能から、今なお特別な存在として支持されています。本記事では、このFK2型タイプRの特徴や魅力を詳しくご紹介します。
FK2型の特徴は、欧州ホンダが専用設計した空力重視のエアロパーツです。
巨大なリアウイングとリアディフューザーは伊達ではありません。サーキット走行まで見据えたダウンフォース重視設計で、高速域でも安定した走りを実現します。
ホイールは軽量かつ高剛性な、BBS製19インチ鍛造ホイールを標準装備しています。高負荷なコーナリングでも安心の剛性と軽さを両立。
インテリアには限定生産を証明するシリアルナンバーを装備。所有感を高めます。
「5ドアハッチ」の実用性も兼ね備えている点は、日常使いを考える方にも大きな魅力と言えるでしょう。
インテリアも「走るための空間」に仕上げられています。
身体をしっかりとホールドし、サーキットでも姿勢が崩れにくい設計の専用バケットシートを装備。
メーター類はブースト計・ラップタイマー・Gセンサーなど、走行情報を見やすく表示。視線移動を抑えつつ情報を的確に伝えます。
トランスミッションは6速マニュアル。さらにヘリカルLSDを標準装備しており、コーナリング時の駆動力配分を最適化。旋回性能を大幅に向上させています。
FK2型の心臓部は、ホンダ渾身のK20C1型直列4気筒VTECターボエンジン。最高出力は310PS、最大トルクは40.8kgm、0-100km/h加速はなんと5.7秒です。
そして特筆すべきは、ニュルブルクリンク北コースにおけるFF最速記録です。2015年当時、7分50秒63という記録で「世界最速のFF車」として名を刻みました。VTEC機構とターボを組み合わせたこのエンジンは、ターボラグの少ないフラットなトルク感と高回転域での鋭い吹け上がりが魅力です。エンジンサウンドは重厚でありながら、高回転では甲高くレーシーな音色へと変化します。
サーキット走行を視野に入れた本格的なスポーツモデルを探している方。限定車ならではの所有満足感を求める方。「FF最速」の称号を持つモデルに憧れる走り好きな方。でも5ドアハッチの実用性も重視したい方。
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